特許
J-GLOBAL ID:201203073345437221

空気流調節手段を備えた、クッション効果を有する通気性靴

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (8件): 吉田 稔 ,  田中 達也 ,  仙波 司 ,  鈴木 泰光 ,  臼井 尚 ,  土居 史明 ,  鈴木 伸太郎 ,  小淵 景太
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-527478
公開番号(公開出願番号):特表2012-502726
出願日: 2009年09月21日
公開日(公表日): 2012年02月02日
要約:
【課題】【解決手段】二重の靴底(3,5)とへり部(10)とを備え、前記2つの靴底の間に中空部が形成された、クッション効果を有する通気性靴が提供される。下側靴底(5)には穴が設けられていない一方、上側靴底(3)には、へり部(10)のスリット(12)を通過してきた大気を靴の内部へと通過させるための穴が設けられている。2つの靴底の間には、歩行中のサスペンション及び空気の移動(通気)を可能にするためのエレメント(7)が設けられている。所望の位置でロック可能な空気流調節手段が、スリット(12)を選択的に開放する。好ましくは、前記調節手段は、前記へり部(10)に設けられた連続周縁スロット(11)内に挿入されている。この靴によれば、正確な量の空気を自然に出入りさせることができる。【選択図】図2
請求項(抜粋):
下側靴底(5)と上側靴底(3)とを備える靴であって、前記下側靴底(5)および前記上側靴底(3)は、複数の固定スリット(12)を有するへり部(10)を介して、周縁部に沿って互いに接合されており、好ましくは、前記固定スリット(12)は、前記へり部(10)の全周にわたって等間隔で設けられており、前記下側靴底(5)、前記へり部(10)および前記上側靴底(3)は、前記固定スリット(12)から入った大気を循環させるための内部空洞状の中空部を形成しており、 前記下側靴底(5)には穴あるいは微小穴が設けられていない一方、前記上側靴底(3)には、前記中空部からの空気を通過させるよう構成された穴あるいは微小穴(4)が設けられており、 手動すなわち使用者の指で直接的に操作されるか、又は、専用の器具を用いて操作される空気流調節手段(13,14,15,16,17,18,19)が設けられており、前記空気流調節手段は、複数の可動スリット(15)が形成された可動部(13)を有しており、前記可動スリットは、前記固定スリット(12)に全体的又は部分的に重なることにより前記中空部への大気の流量を調節可能であり、 前記上側靴底(3)の下面と前記下側靴底(5)の上面との間の前記中空部に配置された複数のエレメント(7)が設けられており、前記エレメント(7)は、所定の弾性を有する硬質材料によって形成されていることにより、サスペンションとして機能するとともに、歩行中に自然且つ周期的な大気の吸入及び排出を行う“ポンプ効果” をもたらすように構成されており、 前記エレメント(7)同士の間に間隙が設けられている、あるいは、前記エレメント自体に開口が形成されていることにより、前記エレメント同士の間あるいはエレメント内を通って空気が自由に循環できる構成とされている、靴。
IPC (1件):
A43B 7/10
FI (1件):
A43B7/10
Fターム (3件):
4F050AA01 ,  4F050BA35 ,  4F050DA01
引用特許:
出願人引用 (3件)

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