特許
J-GLOBAL ID:201203073666148493
液体噴射装置および液体充填方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (3件):
上柳 雅誉
, 須澤 修
, 宮坂 一彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-156586
公開番号(公開出願番号):特開2012-016921
出願日: 2010年07月09日
公開日(公表日): 2012年01月26日
要約:
【課題】切換機構を備えつつ、キャップが簡易な構成でありながら無駄に廃棄される液体の量を低減可能な液体噴射装置および液体充填方法を提供すること。【解決手段】液体噴射装置は、封止空間を吸引する吸引ポンプ64と、流路59と、液体貯留容器51から液体を吸引すると共に下流側に前記液体を排出可能な流路ポンプ54と、負圧が及ぼされる場合に可撓部材が排出孔を閉塞するチョーク弁56と、一方の液体の供給を許容するが他方の液体の供給を遮断する切換機構58と、制御部とを具備し、該制御部は、全ての流路ポンプ54を所定量の液体を排出可能な状態にさせ、その後に吸引ポンプ64を作動させ、かつ切換機構58を作動させ、流路ポンプ54の作動によって排出される液体の所定量を、流路59の全ての液体充填に必要とされる液体量に、チョーク弁56より下流側の流路59全ての液体充填に必要とされる液体量を加算した量以下としている。【選択図】図3
請求項(抜粋):
1種類の液体を噴射可能なノズル群と2種類の液体を噴射可能なノズル群を備え、複数のノズル群から複数種類の液体を噴射可能な液体噴射ヘッドと、
前記液体噴射ヘッドの前記ノズル群が露出するノズル形成面に当接して1つの封止空間を形成するキャップと、
前記封止空間を吸引するための吸引ポンプと、
液体貯留容器から前記液体噴射ヘッドに向けて前記複数種類の液体を供給するための複数の流路と、
前記複数の流路において前記液体貯留容器より下流側に位置し、前記液体貯留器から前記液体を吸引すると共に、下流側に前記液体を排出可能な流路ポンプと、
前記複数の流路において前記流路ポンプより下流側に位置し、前記液体が流入する弁室、可撓により前記弁室の容積を変動させる可撓部材および前記弁室の内部に存在し前記可撓部材の可撓によって閉塞または開放可能な排出孔を備え、前記弁室に所定以上の負圧が及ぼされる場合には前記可撓部材が前記排出孔を閉塞し、それよりも下流側を負圧状態とするチョーク弁と、
前記複数の流路のうち2つの流路に位置する前記チョーク弁より下流側に位置し、前記2つの流路の液体を前記2種類の液体を噴射可能なノズル群に供給するための1つの流路に連結され、そのうちのいずれかの液体の供給を許容する一方、選択されなかった液体の供給を遮断する切換機構と、
前記液体噴射ヘッド、前記吸引ポンプ、前記切換機構および前記流路ポンプの作動を制御する制御部と、を備える液体噴射装置であって、
前記制御部が、全ての前記流路ポンプを作動させて所定量の前記液体を排出可能な状態にさせると共に、前記キャップを前記ノズル形成面に当接させて前記吸引ポンプを作動させ、かつ前記切換機構を作動させて、前記流路の全てに前記液体を充填する際の前記所定量が、前記流路の全てに前記液体を充填するために必要とされる液体量以上前記流路の全てに前記液体を充填するために必要とされる液体量に前記チョーク弁より下流側の流路の全てに前記液体を充填するために必要とされる液体量を加算した液体量以下としている、
ことを特徴とする液体噴射装置。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (21件):
2C056EA24
, 2C056EA25
, 2C056EC14
, 2C056EC16
, 2C056EC18
, 2C056EC24
, 2C056EC57
, 2C056EC62
, 2C056EC65
, 2C056FA10
, 2C056JA13
, 2C056JC13
, 2C056JC20
, 2C056KA01
, 2C056KB04
, 2C056KB08
, 2C056KB09
, 2C056KB10
, 2C056KB11
, 2C056KB15
, 2C056KD08
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