特許
J-GLOBAL ID:201203074576161195

弾性表面波霧化装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 板谷 康夫 ,  田口 勝美 ,  水田 愼一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-005294
公開番号(公開出願番号):特開2012-143726
出願日: 2011年01月13日
公開日(公表日): 2012年08月02日
要約:
【課題】弾性表面波霧化装置において、液体供給が容易で液体供給量と霧化量のバランスを安定に保ち、基板を大型化することなく、より少ない電力で大量の微細粒子を安定して発生可能とする。【解決手段】弾性表面波霧化装置1は、圧電材料から成る基板2を備え、基板2の表面Sには弾性表面波Wを生成するための一対の櫛形電極3、および弾性表面波Wの伝搬領域に達するスリット状の切り欠き4が形成されている。弾性表面波霧化装置1は、切り欠き4の一端側に投入された液体5を毛細管現象によって弾性表面波Wの伝搬領域に供給し、切り欠き4の開口縁に沿う基板表面S上において霧化する。毛細管現象により、必要十分な量の液体5を弾性表面波Wの伝搬領域に安定供給でき、切り欠き4の開口縁に沿う表面Sに広がる液体5を霧化に有効利用できる。スリット状の切り欠き4によって、弾性表面波Wが液体5と相互作用する距離と面積を大きくすることができる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
一対の櫛形電極が形成された圧電材料から成る基板を備え、前記櫛形電極に高周波電圧を印加することにより前記基板の表面に弾性表面波を生成し、この弾性表面波によって前記基板の表面に供給される液体を霧化する弾性表面波霧化装置において、 前記基板にはスリット状の切り欠きが形成されており、 前記切り欠きの一端側に投入された液体を毛細管現象によって弾性表面波の伝搬領域に供給し、前記切り欠きの開口縁に沿う基板表面上において霧化することを特徴とする弾性表面波霧化装置。
IPC (1件):
B05B 17/06
FI (1件):
B05B17/06
Fターム (12件):
4D074BB02 ,  4D074CC02 ,  4D074CC33 ,  4D074CC37 ,  4D074CC39 ,  4D074CC42 ,  4D074DD07 ,  4D074DD13 ,  4D074DD14 ,  4D074DD33 ,  4D074DD42 ,  4D074DD51

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