特許
J-GLOBAL ID:201203074992478912
顕微鏡システム、標本観察方法およびプログラム
発明者:
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出願人/特許権者:
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代理人 (1件):
酒井 宏明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-178984
公開番号(公開出願番号):特開2012-037432
出願日: 2010年08月09日
公開日(公表日): 2012年02月23日
要約:
【課題】標本内の細胞における複数の標的分子の発現パターンを視認性良く表した画像を提示し、診断精度を向上させること。【解決手段】色素量算出部457は、VS画像の画素毎に分子標的色素の色素量を算出する。細胞コンポーネント同定処理部458は、細胞コンポーネントを可視化する分子標的色素の色素量をもとに、細胞コンポーネントの同定を行う。標的分子発現部位抽出部460は、細胞コンポーネントの領域における複数の標的分子の発現部位を抽出する。細胞亜型設定部461は、複数の標的分子の発現の有無を組み合わせた細胞亜型を設定する。細胞亜型分類判定部462は、細胞領域に含まれる複数の標的分子の発現部位の組み合わせをもとにVS画像中の細胞領域を細胞亜型に分類する。表示画像生成部463は、細胞亜型に分類された細胞領域を識別表示したVS画像の表示画像を生成する。【選択図】図3
請求項(抜粋):
顕微鏡を用い、細胞を構成する1つ以上の細胞構成要素を可視化する要素特定用色素と、複数の標的分子を可視化する分子標的色素とによって染色された標本を撮像した標本画像を取得する画像取得手段と、
前記標本画像の画素毎に、対応する標本上の位置を染色している前記要素特定用色素および前記分子標的色素の色素量を取得する色素量取得手段と、
前記要素特定用色素の色素量をもとに、前記標本画像内の前記細胞構成要素の領域を特定する要素領域特定手段と、
前記細胞構成要素の領域内の画素における前記分子標的色素の色素量をもとに、前記細胞構成要素上の前記複数の標的分子の発現部位を抽出する発現部位抽出手段と、
前記複数の標的分子の発現の有無を組み合わせた標的分子の発現パターンを設定する発現パターン設定手段と、
前記細胞の領域に含まれる前記複数の標的分子の発現部位の組み合わせをもとに、前記設定された標的分子の発現パターンに該当する細胞の領域を分類する発現パターン分類手段と、
前記標的分子の発現パターンに分類された細胞の領域を他の細胞の領域と識別表示した表示画像を生成する表示画像生成手段と、
前記表示画像を表示する処理を行う表示処理手段と、
を備えることを特徴とする顕微鏡システム。
IPC (2件):
FI (2件):
G01N33/48 P
, G01N33/483 C
Fターム (7件):
2G045BB24
, 2G045CB01
, 2G045DA36
, 2G045FA13
, 2G045FA16
, 2G045GC12
, 2G045JA01
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