特許
J-GLOBAL ID:201203075138293395

モンテカルロ法の効率的な並列処理手法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (11件): 奥山 尚一 ,  有原 幸一 ,  松島 鉄男 ,  河村 英文 ,  吉田 尚美 ,  中村 綾子 ,  深川 英里 ,  森本 聡二 ,  角田 恭子 ,  広瀬 幹規 ,  田中 祐
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-152357
公開番号(公開出願番号):特開2012-014591
出願日: 2010年07月02日
公開日(公表日): 2012年01月19日
要約:
【課題】 モンテカルロ法を用いたシミュレーションあるいは数値積分のための効率的な並列処理手法を提供する。【解決手段】 状態変数生成記憶部(481)と複数のスレッド(440、450、460、470)を用いて並列処理によりモンテカルロ法を実行する方法であって、状態変数生成記憶部(481)に排他ロックがかかっているか否かを一のスレッドにおいてプロセッサコアが判断するステップと、状態変数生成記憶部(481)に排他ロックをかけるステップと、状態変数生成記憶部(481)に記憶されている状態変数を順次スキップ処理するステップと、排他ロックを解除するステップとを含み、前記の各ステップを他のスレッドにおいても順次実行してゆく方法である。【選択図】 図4
請求項(抜粋):
コンピュータによるモンテカルロ法の実行を状態変数生成記憶部と複数のスレッドを用いて並列処理する並列処理方法であって、 状態変数を状態変数生成記憶部に記憶するステップと、 一のスレッドのプロセッサコアが、排他制御のもと前記一のスレッドのプロセッサコアのみがアクセスできる状態で、前記状態変数生成記憶部に記憶されている状態変数に対し、所定の回数にわたり順次スキップ処理と変換処理を行って、乱数を生成する乱数生成ステップと、 前記一のスレッドのプロセッサコアが、前記生成した乱数を用いて前記一のスレッドに割り当てられた試行の演算を行う試行演算ステップと を含み、前記乱数生成ステップと試行演算ステップを他のスレッドにおいても並行して順次実行してゆく並列処理方法。
IPC (1件):
G06F 7/58
FI (1件):
G06F7/58 Z

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