特許
J-GLOBAL ID:201203075405056403

鉄心製造方法及び鉄心製造装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人創成国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-237911
公開番号(公開出願番号):特開2012-095369
出願日: 2010年10月22日
公開日(公表日): 2012年05月17日
要約:
【課題】簡便な制御で最終工程を行うことができる積層鉄心の製造技術を提供する。【解決手段】各層が複数の円弧状部材21からなる環状の積層鉄心を製造する際に、半抜き及び平押し加工により円弧状部材を形成し、次に、押し戻された円弧状部材を押下して鉄心材10から分離させ、この分離が行われる毎に、分離された円弧状部材を受け取り、該円弧状部材の周方向に所定角度だけ回転させることにより、順次各円弧状部材を、積層鉄心を構成する位置に配置するとともに、円弧状部材の半抜きを、円弧状部材となる部分の輪郭の一部に凹部が形成されるように行うようにする。【選択図】図2
請求項(抜粋):
各層が複数の円弧状部材からなる環状の積層鉄心を製造する方法であって、 帯状の鉄心材の各加工対象部分を第1〜第3の位置に順次移送する移送工程と、 前記第1位置において、各加工対象部分に半抜き加工を施すことにより前記円弧状部材となる部分を半抜きする半抜き工程と、 前記第2位置において、前記半抜き工程を経た加工対象部分に平押し加工を施すことにより、前記半抜きされた部分を前記鉄心材から切断して前記円弧状部材を形成し、該鉄心材に押し戻す平押し工程と、 前記第3位置において、前記鉄心材に押し戻された円弧状部材を押下して該鉄心材から分離させる分離工程と、 前記分離工程が行われる毎に、分離されて下降する円弧状部材を、先に下降して一層を構成した複数の円弧状部材の上に受け取り、該円弧状部材の周方向に所定角度だけ回転させることにより、順次下降した円弧状部材を、前記積層鉄心を構成する位置に配置する積層工程とを備え、 前記半抜き加工は、前記円弧状部材となる部分の輪郭の一部に凹部が形成されるように行い、該凹部は、前記平押し加工が施されたとき、対応する前記鉄心材の凸部に嵌合し、前記分離工程が行われるまで、前記押し戻された円弧状部材が該鉄心材から脱落するのを防止することを特徴する鉄心製造方法。
IPC (1件):
H02K 15/02
FI (2件):
H02K15/02 E ,  H02K15/02 F
Fターム (4件):
5H615AA01 ,  5H615SS03 ,  5H615SS05 ,  5H615SS10
引用特許:
審査官引用 (2件)

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