特許
J-GLOBAL ID:201203076849946053

拡管工具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 酒井 宏明 ,  高村 順
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-255291
公開番号(公開出願番号):特開2012-106249
出願日: 2010年11月15日
公開日(公表日): 2012年06月07日
要約:
【課題】適切な拡管作業を可能にすること。【解決手段】管材Pを液圧で内方から押し広げて管穴に固定させるマンドレル部13の外周面上に軸線方向に間隔を空けて2つの液封部を配置する。液封部は、液体排出口13c側から順に、前記外周面上を軸線方向に移動可能な環状弾性部材15,16、環状弾性部材15,16に対向させたテーパ状の傾斜面を有する環状ガイド部材17,18及び環状ガイド部材17,18からの押圧力で圧縮して外径が拡大する環状変形部材19,20と、その移動が不能な環状係止部材21,22と、を備える。環状弾性部材15,16は、管材Pの内径よりも外径が小さく且つ前記傾斜面上を軸線方向に沿って移動できるよう成形する。環状係止部材21,22やその外周面上の環状位置決め部材23,24には、環状位置決め部材23,24の夫々の環状の端面側にできる空間を連通させる連通溝21a,22aを設けることが好ましい。【選択図】図2
請求項(抜粋):
管保持部材の管穴へと挿入された管材の内部に挿入し、該管材を液体排出口から供給した液体の圧力で内方から押し広げて前記管穴に固定させるマンドレル部と、該マンドレル部の外周面上にて軸線方向に間隔を空けて配置し、その間よりも外への前記液体の漏出を抑える2つの液封部と、を備えた拡管工具において、 前記液封部は、前記液体排出口側から軸線方向へと順に、前記マンドレル部の外周面上を軸線方向に移動可能な環状弾性部材、環状ガイド部材及び環状変形部材と、前記マンドレル部の外周面上を軸線方向に移動不能な環状係止部材と、を備え、 前記環状ガイド部材は、前記環状弾性部材に対向させたテーパ状の傾斜面を有し、 前記環状弾性部材は、前記管材の内径よりも外径が小さく且つ前記環状ガイド部材の傾斜面上を軸線方向に沿って移動できるよう成形し、 前記環状変形部材は、前記環状ガイド部材からの軸線方向の押圧力で圧縮させられて外径を拡大させることができるよう成形したことを特徴とする拡管工具。
IPC (1件):
B21D 39/08
FI (1件):
B21D39/08 B

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