特許
J-GLOBAL ID:201203076864309515
パケット転送装置およびパケット転送方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (2件):
橋爪 健
, 菊地 公一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-261669
公開番号(公開出願番号):特開2012-114660
出願日: 2010年11月24日
公開日(公表日): 2012年06月14日
要約:
【課題】 冗長構成のパケット転送ネットワークにおいて、無瞬断切替希望のユーザと低遅延希望のユーザを1つの装置に混在して収容する。【解決手段】 無瞬断希望パケットの処理手順と低遅延希望パケットの処理手順両方を具備し、それぞれのユーザパケットを希望する処理手順により処理する。無瞬断希望パケットは遅延部506、526により位相を揃えられ無瞬断用メモリ508に書き込まれる。低遅延希望パケットは、さらに、遅延部506、526を通らず低遅延用メモリ510、530にも書き込まれるため遅延が加わらない。読み出し制御部512、532では無瞬断用メモリ508、528からパケット読み出し、読み出したパケットが無瞬断希望パケットであればそのまま出力し、低遅延希望パケットであればパケットを破棄し低遅延用メモリ510、530から低遅延希望パケットを読み出し出力する。【選択図】 図5
請求項(抜粋):
パケット転送ネットワークにおいて、入力されたパケットを複数系統の冗長構成を用いて伝送し、受信側において1つの伝送路のパケットを選択し出力するパケット転送装置であって、
パケットを記憶する無瞬断用メモリ及び低遅延用メモリと、
入力されたパケットを指示された時間分遅延させて前記無瞬断用メモリへ出力する遅延部と、
受信したパケットに付加されたタグを参照することで、そのパケットが無瞬断希望パケット、低遅延希望パケット、マーカーパケットのうちのどれであるかを判定し、前記遅延部へは受信した無瞬断希望パケット及び低遅延希望パケット及びマーカーパケットを送出し、前記低遅延用メモリへは低遅延希望パケットのみを送出し、且つ、受信したパケットがマーカーパケットの場合、マーカーパケットの受信時刻と識別情報を抽出して出力するパケット種別判定部と、
前記パケット種別判定部から伝えられた、マーカーパケットの受信時刻及び識別情報から、0系及び1系のパケット到着時間差を測定し、該到着時間差を前記遅延部に指示して0系と1系の無瞬断希望パケットの位相を一致させて前記遅延部から前記無瞬断用メモリに送出する制御部と、
前記無瞬断用メモリ及び/又は前記低遅延用メモリからパケットを読み出し、送出するパケットを制御する読み出し制御部と、
を備え、
前記読み出し制御部は、
前記無瞬断用メモリからパケットを読み出し、
前記無瞬断用メモリから読み出した前記パケットのタグを参照することで、該パケットが無瞬断希望パケットか低遅延希望パケットかマーカーパケットかを判別し、
前記パケットが無瞬断希望パケットまたはマーカーパケットの場合、読み出した前記パケットを送出し、
前記パケットが低遅延希望パケットの場合、前記無瞬断用メモリから読み出した前記パケットを廃棄し、このとき前記低遅延用メモリにパケットが格納されていればそのパケットを読み出して送出する
パケット転送装置。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (6件):
5K030GA19
, 5K030KA03
, 5K030LA03
, 5K030LB06
, 5K030MA04
, 5K030MB06
引用特許:
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