特許
J-GLOBAL ID:201203076983720487

自動変速装置および変速機の制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人アイテック国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-079746
公開番号(公開出願番号):特開2012-215210
出願日: 2011年03月31日
公開日(公表日): 2012年11月08日
要約:
【課題】走行中に変速機を中立とし、その後中立を解除する際に変速機の入力軸が過回転するのを抑制する。【解決手段】Dポジションでの走行中にアクセル開度AccとブレーキペダルポジションBPとが共に値0で所定時間経過したときにはクラッチC-1かクラッチC-2の一方を係合した状態のニュートラルとして走行する(S170,S180)。このニュートラルによる走行から復帰するときに目標変速段GS*が6速のときには、5速を形成した後に6速を形成する6速復帰処理を実行する(S210)。これにより、異常によりクラッチC-2が非係合でクラッチC-1が係合である状態で5速を形成すると3速が形成されるため、異常により6速を形成すると2速が形成される場合に比して、入力軸の回転数を小さくすることができ、入力軸が過回転するのを抑制することができる。【選択図】図6
請求項(抜粋):
複数の摩擦係合要素のうち組み合わせの異なる2つの摩擦係合要素を係合した状態とすることにより5速以上の複数の変速段を実現する変速機と、車速に基づいて目標変速段を設定する目標変速段設定手段と、前記複数の摩擦係合要素の係合および係合の解除により前記変速機の変速制御を実行する制御手段と、を備える自動変速装置であって、 前記変速機は、最低速段より2つ以上高速側で且つ最高速段から2つ以上低速側の変速段を所定変速段としたときに前記最低速段から前記所定変速段までのいずれの変速段もその形成に前記複数の摩擦係合要素において第1の摩擦係合要素の係合が必要とされると共に前記所定変速段から前記最高速段までのいずれの変速段もその形成に前記複数の摩擦係合要素において前記第1の摩擦係合要素とは異なる第2の摩擦係合要素の係合が必要とされ、前記所定変速段より1つ高速側の変速段から前記最高速段までの連続する2つの変速段のうちの低速側の変速段である低速側変速段の形成に前記複数の摩擦係合要素において第3の摩擦係合要素の係合が必要とされると共に高速側の変速段である高速側変速段の形成に前記複数の摩擦係合要素において第4の摩擦係合要素の係合が必要とされ、前記最低速段から前記所定変速段より1つ低速側の変速段までの連続する2つの変速段の低速側の変速段の形成に前記第4の摩擦係合要素の係合が必要とされると共に高速側の変速段の形成に前記第3の摩擦係合要素の係合が必要とされる変速機であり、 前記制御手段は、走行中に前記変速機を中立とするために予め定められた所定の中立条件が成立したときには、前記変速機の変速段を前記設定された目標変速段とするために係合とすべき2つの摩擦係合要素のうち少なくとも一方の係合を解除した状態として前記変速機を中立とする手段であり、 更に、前記制御手段は、前記所定の中立条件の成立による前記変速機の中立を解除するときに前記設定された目標変速段が前記高速側変速段である所定の中立解除時には、前記低速側変速段が形成されるよう前記第2の摩擦係合要素を係合した状態で前記第3の摩擦係合要素を係合した状態とした後に該第3の摩擦係合要素の係合を解除して前記高速側変速段が形成されるよう前記第4の摩擦係合要素を係合した状態とする手段である、 自動変速装置。
IPC (2件):
F16H 61/18 ,  F16H 61/12
FI (2件):
F16H61/18 ,  F16H61/12
Fターム (19件):
3J552MA02 ,  3J552MA12 ,  3J552NA01 ,  3J552NB01 ,  3J552PA23 ,  3J552RA03 ,  3J552RA13 ,  3J552RA28 ,  3J552RB12 ,  3J552SB09 ,  3J552SB16 ,  3J552VA32Z ,  3J552VA37Z ,  3J552VA62W ,  3J552VA76Z ,  3J552VB01Z ,  3J552VC01Z ,  3J552VD02W ,  3J552VD11Z

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