特許
J-GLOBAL ID:201203077140762567

アルカリ二次電池正極活物質用被覆水酸化ニッケル粉末及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 山本 正緒 ,  辻川 典範
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-098968
公開番号(公開出願番号):特開2012-230840
出願日: 2011年04月27日
公開日(公表日): 2012年11月22日
要約:
【課題】 水溶液中で水酸化ニッケル粉末の粒子表面に水酸化コバルトを被覆する際にその均一性と密着性を確保して、アルカリ二次電池正極活物質用として好適な被覆水酸化ニッケル粉末を製造する方法を提供する。【解決手段】 水酸化ニッケル粉末の懸濁液にコバルト塩水溶液とアルカリ水溶液を撹拌しながら供給し、水酸化ニッケル粒子の表面を水酸化コバルトで被覆する際に、コバルト塩水溶液とアルカリ水溶液を混合した懸濁溶液の25°C基準でのpHを8以上に保持しながら、コバルト塩水溶液接触部での懸濁液の流れ方向に垂直な方向のコバルト塩水溶液の供給幅dと懸濁液の流速vの積に対するコバルト塩水溶液の供給速度ρの比ρ/(d×v)を3.5×10-4mol/cm2以下に制御する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
水酸化ニッケル粉末を水に分散させた懸濁液にコバルト塩水溶液とアルカリ水溶液を撹拌しながら供給し、中和晶析した水酸化コバルトで水酸化ニッケル粒子の表面を被覆するアルカリ二次電池正極活物質用被覆水酸化ニッケル粉末の製造方法において、コバルト塩水溶液とアルカリ水溶液を混合した懸濁溶液の25°C基準でのpHを8以上に保持しながら、コバルト塩水溶液接触部での懸濁液の流れ方向に対し垂直な方向のコバルト塩水溶液の供給幅(d)と懸濁液の流速(v)の積に対するコバルト塩水溶液の供給速度(ρ)の比ρ/(d×v)を3.5×10-4mol/cm2以下に制御することを特徴とするアルカリ二次電池正極活物質用被覆水酸化ニッケル粉末の製造方法。
IPC (2件):
H01M 4/52 ,  C01G 53/00
FI (2件):
H01M4/52 101 ,  C01G53/00 A
Fターム (15件):
4G048AA03 ,  4G048AB02 ,  4G048AB04 ,  4G048AC06 ,  4G048AD03 ,  4G048AE05 ,  5H050AA12 ,  5H050BA11 ,  5H050CA03 ,  5H050GA02 ,  5H050GA10 ,  5H050GA14 ,  5H050GA22 ,  5H050HA00 ,  5H050HA10
引用特許:
審査官引用 (2件)

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