特許
J-GLOBAL ID:201203077700537211
軸受用樹脂製保持器、及びその製造方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件):
小栗 昌平
, 本多 弘徳
, 市川 利光
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-107492
公開番号(公開出願番号):特開2012-236363
出願日: 2011年05月12日
公開日(公表日): 2012年12月06日
要約:
【課題】軸受用樹脂製保持器の十分な強度を必要とする部分においてウェルド部の形成を抑制し、且つ、ウェルド部の強度を向上することが可能な軸受用樹脂製保持器、及びその製造方法を提供することにある。【解決手段】キャビティ40の外周側周縁部42又は内周側周縁部44には、キャビティ40内にウェルド部Wが形成される前に、溶解樹脂Gが流入する少なくとも1つの第1樹脂溜まり部60と、キャビティ40内にウェルド部Wが形成された後に、溶解樹脂Gが流入する少なくとも1つの第2樹脂溜まり部70と、が設けられる。第1樹脂溜まり部60は、該第1樹脂溜まり部60を設けない場合にキャビティ40内の前記ウェルド部が形成される位置W ́ならびにゲート50と、周方向にラップしない位置においてキャビティ40の外周側周縁部42又は内周側周縁部44に設けられる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
成形金型内に形成した環状のキャビティの周縁部に設けられた少なくとも1つの樹脂射出ゲートから、強化繊維を添加した溶解樹脂を前記キャビティ内に射出することによって成形される軸受用樹脂製保持器の製造方法であって、
前記キャビティの周縁部には、前記キャビティ内にウェルド部が形成される前に、前記溶解樹脂が流入する少なくとも1つの第1樹脂溜まり部と、前記キャビティ内に前記ウェルド部が形成された後に、前記溶解樹脂が流入する少なくとも1つの第2樹脂溜まり部と、が設けられ、
前記第1樹脂溜まり部は、該第1樹脂溜まり部を設けない場合に前記キャビティ内の前記ウェルド部が形成される位置ならびに前記樹脂射出ゲートと、周方向にラップしない位置において前記キャビティの周縁部に設けられる
ことを特徴とする軸受用樹脂製保持器の製造方法。
IPC (3件):
B29C 45/26
, F16C 33/54
, F16C 33/44
FI (3件):
B29C45/26
, F16C33/54 Z
, F16C33/44
Fターム (22件):
3J701AA02
, 3J701AA12
, 3J701AA32
, 3J701AA42
, 3J701AA52
, 3J701AA62
, 3J701BA25
, 3J701BA34
, 3J701BA50
, 3J701DA14
, 3J701EA36
, 3J701FA15
, 4F202AB11
, 4F202AB25
, 4F202AG13
, 4F202AH14
, 4F202AM36
, 4F202CA11
, 4F202CK06
, 4F202CK15
, 4F202CK19
, 4F202CK85
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