特許
J-GLOBAL ID:201203078581112661

結合反応測定装置および結合反応測定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 長谷川 芳樹 ,  黒木 義樹 ,  石田 悟 ,  柴田 昌聰
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-174014
公開番号(公開出願番号):特開2012-122987
出願日: 2011年08月09日
公開日(公表日): 2012年06月28日
要約:
【課題】第1物質および第2物質が互いに結合してなる複合体と第1物質と第2物質との間の反応を測定する場合に高精度な定量分析をすることができる結合反応測定装置を提供する。【解決手段】結合反応測定装置1は、電気泳動槽10、走査部20、励起光源30、対物レンズ41、ダイクロイックミラー42、ミラー43、光フィルタ44、結像レンズ45、ピンホール板46、光検出器50および解析部60を備える。解析部60は、励起光源30から出力された励起光が照射される電気泳動槽10の微小空間の各位置について、光検出器50から出力された蛍光検出信号を入力して、蛍光相関分光法により解析する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
第1物質および第2物質が互いに結合してなる複合体と前記第1物質と前記第2物質との間の結合反応を測定する装置であって、 蛍光色素が結合された前記第1物質,前記第2物質および前記複合体を一次元的に等電点電気泳動させる微小空間を有する電気泳動槽と、 前記蛍光色素を励起し得る波長の励起光を出力する励起光源と、 前記励起光源から出力された励起光を前記電気泳動槽の微小空間の内部に集光照射する励起光学系と、 前記励起光学系による励起光の集光照射の位置を前記電気泳動槽の微小空間に沿って走査する走査部と、 前記励起光学系により励起光が照射される前記電気泳動槽の微小空間の各位置について、前記蛍光色素から発生する蛍光を検出し、その検出した蛍光の強度に応じた値の蛍光検出信号を出力する光検出器と、 前記励起光学系により励起光が照射される前記電気泳動槽の微小空間の各位置で発生した蛍光を前記光検出器へ導く検出光学系と、 前記励起光学系により励起光が照射される前記電気泳動槽の微小空間の各位置について、前記光検出器から出力された蛍光検出信号を入力して解析する解析部と、 を備え、 前記解析部が、 前記第1物質および前記第2物質それぞれが既知量である場合に、前記電気泳動槽の微小空間に前記第1物質および前記第2物質を導入して等電点電気泳動させたときに、前記電気泳動槽の微小空間において等電点電気泳動により分画された前記第1物質および前記複合体それぞれの領域から発生する蛍光を前記光検出器により検出して得られた蛍光検出信号の自己相関関数を求め、この自己相関関数を解析することで得られる前記第1物質,前記第2物質および前記複合体それぞれの量に基づいて検量線を作成し、 前記第1物質および前記第2物質の何れかが未知量である場合に、前記電気泳動槽の微小空間に前記第1物質および前記第2物質を導入して等電点電気泳動させたときに、前記電気泳動槽の微小空間において等電点電気泳動により分画された前記第1物質および前記複合体それぞれの領域から発生する蛍光を前記光検出器により検出して得られた蛍光検出信号の自己相関関数を求め、この自己相関関数および前記検量線に基づいて前記第1物質または前記第2物質を定量する、 ことを特徴とする結合反応測定装置。
IPC (3件):
G01N 21/64 ,  G01N 33/533 ,  G01N 27/447
FI (5件):
G01N21/64 B ,  G01N33/533 ,  G01N27/26 301A ,  G01N27/26 325D ,  G01N21/64 F
Fターム (14件):
2G043BA16 ,  2G043CA03 ,  2G043EA01 ,  2G043EA19 ,  2G043FA02 ,  2G043FA03 ,  2G043HA01 ,  2G043HA02 ,  2G043HA09 ,  2G043KA01 ,  2G043KA02 ,  2G043LA02 ,  2G043NA01 ,  2G043NA11

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