特許
J-GLOBAL ID:201203079120773549

太陽光発電システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 筒井 大和
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-163794
公開番号(公開出願番号):特開2012-028435
出願日: 2010年07月21日
公開日(公表日): 2012年02月09日
要約:
【課題】部分陰により電力-電圧特性に極大値が複数発生している場合であっても最大電力点で太陽電池を動作させる制御を電力効率よく低コストで行う。【解決手段】MPP比較部14は、MPPT制御部12が山登り法から算出したMPPデータとMPP算出部13が算出した日射分布データと温度データに基づいたMPPデータの差分を比較し、その差分がしきい値αよりも小の場合、太陽電池アレイのばらつきの範囲内とし、しきい値αよりも大の場合、太陽電池アレイに部分陰がかかっていると判定する。MPP比較部15は、MPP算出部13のMPPデータ履歴データとの差分を比較し、差分が小の場合、太陽電池アレイに部分陰がかかっていると判定し、しきい値βよりも大の場合、異常とする。MPP選択部17は、MPP比較部14とMPP比較部15の判定に応じて、制御部12、算出部13、制御部16のいずれかのMPPデータを選択する。【選択図】図2
請求項(抜粋):
太陽電池と、 設定最大電力点データを出力する最大電力点選択部と、 前記最大電力点選択部が出力した設定最大電力点データに基づいて、前記太陽電池の出力電圧を変圧して出力すると共に、前記太陽電池の出力電流と出力電圧を検出する最大電力点設定部と、 前記太陽電池の出力電流と出力電圧とをフィードバックして前記太陽電池の出力電力値が最大となる電圧値を追従し、第1の最大電力点データとして出力する第1の最大電力点追従制御部と、 気象データ、日射角度データ、時刻データ、および周辺物体データに基づいて、前記太陽電池に与えられる日射量を演算し、日射分布データとして出力する日射分布解析部と、 前記日射分布解析部から出力された日射分布データ、および温度データに基づいて、前記太陽電池の出力電力値が最大となる電圧値を演算し、第2の最大電力点データとして出力する最大電力点算出部と、 前記最大電力点選択部から出力される設定最大電力点データを記憶し、前記時刻データ、前記気象データ、および選択条件に基づいて、記録された設定最大電力点データの中から第3の最大電力点データを選択して出力する履歴記憶部と、 前記第1の最大電力点追従制御部と異なるアルゴリズムで前記太陽電池の出力電力値が最大となる電圧値を追従し、第4の最大電力点データとして出力する第2の最大電力点追従制御部とを備え、 前記最大電力点選択部は、 前記第1の最大電力点データと前記第2の最大電力点データとを比較し、その差分が第1のしきい値よりも小さい場合に前記第1の最大電力点データを選択し、 前記第1のしきい値よりも大きい場合、前記第2の最大電力点データと第3の最大電力点データとを比較し、その差分が第2のしきい値よりも小さい場合に前記第2の最大電力点データを選択し、 前記第2のしきい値よりも大きい場合は、前記第4の最大電力点データを選択して、前記設定最大電力点データとして出力することを特徴とする太陽光発電システム。
IPC (1件):
H01L 31/04
FI (1件):
H01L31/04 K
Fターム (4件):
5F151BA17 ,  5F151KA02 ,  5F151KA03 ,  5F151KA10

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