特許
J-GLOBAL ID:201203079313324954

粘着剤組成物の製造方法、粘着剤組成物、それを用いた粘着テープ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 志賀 正武 ,  渡邊 隆
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-067884
公開番号(公開出願番号):特開2012-201803
出願日: 2011年03月25日
公開日(公表日): 2012年10月22日
要約:
【課題】透明導電膜が形成された透明導電性積層体のITO表面に貼合される粘着テープにおいて、透明導電膜の抵抗値の変化を抑制し、且つ、高温高湿度での環境試験後に、白濁が生じない粘着テープの粘着剤組成物の製造方法、粘着剤組成物、それを用いた粘着テープを提供する。【解決手段】ITOからなる透明導電膜の該ITO表面に貼合される粘着テープの、粘着剤組成物の製造方法であって、少なくとも次の(1)〜(2)の工程を経ることにより、粘着剤組成物を得ることを特徴とする粘着剤組成物の製造方法。(1)アクリル系樹脂からなる感圧型粘着剤組成物に、ヒドロキシル基含有の(メタ)アクリレートのモノマーの少なくとも1種類と、光重合開始剤と、を混合してなる粘着剤用原料混合物を調整する工程。(2)前記粘着剤用原料混合物を用い、光照射による重合反応をさせて、粘着剤組成物を得る工程。【選択図】図1
請求項(抜粋):
ITOからなる透明導電膜の該ITO表面に貼合される粘着テープの、粘着剤組成物の製造方法であって、少なくとも次の(1)〜(2)の工程を経ることにより、物性(K)を有する粘着剤組成物(ポリマーC)を得ることを特徴とする粘着剤組成物の製造方法。 (1)酸価が0〜33であるアクリル系樹脂からなる感圧型粘着剤組成物(ポリマーA)に、ヒドロキシル基含有の(メタ)アクリレートのモノマーの少なくとも1種類(モノマーB)と、光重合開始剤と、を混合してなる粘着剤用原料混合物を調整する工程。 (2)前記粘着剤用原料混合物を用い、光照射による重合反応をさせて、物性(K)を有する粘着剤組成物(ポリマーC)を得る工程。 物性(K):ITO表面に粘着剤組成物(ポリマーC)を塗布して乾燥後の厚み200μmの薄膜を形成した後、温度85°C×湿度85%RHの環境下にて実施した500時間の高温高湿度の環境試験用オーブンから取り出した後、ITO膜の抵抗値変化倍率が初期値に比較して1.7倍以下であり、該オーブンから取り出し直後において粘着剤組成物(ポリマーC)層に白濁が発生しない。
IPC (3件):
C09J 4/06 ,  C09J 133/00 ,  C09J 7/02
FI (3件):
C09J4/06 ,  C09J133/00 ,  C09J7/02 Z
Fターム (44件):
4J004AA01 ,  4J004AA10 ,  4J004AB06 ,  4J004BA02 ,  4J004CA02 ,  4J004CA03 ,  4J004CA04 ,  4J004CA05 ,  4J004CA06 ,  4J004CC02 ,  4J004DB02 ,  4J004FA04 ,  4J004FA05 ,  4J040DF002 ,  4J040FA131 ,  4J040GA05 ,  4J040GA06 ,  4J040GA07 ,  4J040GA19 ,  4J040GA25 ,  4J040GA26 ,  4J040GA29 ,  4J040HB02 ,  4J040HB03 ,  4J040HB18 ,  4J040HB30 ,  4J040HD19 ,  4J040HD21 ,  4J040JA02 ,  4J040JA09 ,  4J040JB02 ,  4J040JB07 ,  4J040KA13 ,  4J040KA16 ,  4J040KA23 ,  4J040LA01 ,  4J040LA07 ,  4J040NA19 ,  4J040PA23 ,  5G307FA01 ,  5G307FA02 ,  5G307FB01 ,  5G307FC04 ,  5G307FC06
引用特許:
審査官引用 (2件)

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