特許

J-GLOBAL ID：201203079378779045

エスカレータ、エスカレータの安全装置及びその調整治具

発明者： 中田 好彦 ,  村上 伸 ,  杉浦 耕二
出願人/特許権者： 東芝エレベータ株式会社
代理人 (1件)： 特許業務法人 天城国際特許事務所
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2010-161592
公開番号（公開出願番号）：特開2012-020864
出願日： 2010年07月16日
公開日（公表日）： 2012年02月02日
要約：

【課題】建屋内外からの日光や照明などの外乱による誤検知を抑制しつつ、赤外線の検知範囲調整を効率的に行う。【解決手段】乗口と降口との間に隙間なく連結され複数のステップと、これらステップの左右両側に立設された欄干と、この欄干の周囲に装着され、ステップに連動するハンドレールと、このハンドレールの引込み口であるインレット部と、センサ格納部及び安全装置を備えている。安全装置は、異物のセンサ検知温度及び環境温度を検出するセンサ部を有し、センサ検知温度及び環境温度の比較結果に基づいてインレット部に異物が引込まれうる状況を事前に検知して乗客に向けて警報を出力する。センサ部のセンサ検知範囲は、ハンドレールの外周面の内、ハンドレールの幅以内であって、センサ部からハンドレールの外周面に引いた接線における接点からインレット部まで達する円弧面の下方領域内で任意に調整される。【選択図】図3

請求項（抜粋）：

乗口と降口との間に隙間なく連結された複数のステップと、 これらステップの左右両側に立設された欄干と、 この欄干の周囲に装着され、前記ステップに連動するハンドレールと、 このハンドレールの引込み口であるインレット部と、 前記ハンドレールと前記インレット部の中央を結んだ線の延長上、かつ、前記インレット部の下部近傍に設けられたセンサ格納部と、 このセンサ格納部の中に設置され、前記異物のセンサ検知温度及び環境温度を検出するセンサ部を有し、前記センサ検知温度及び環境温度の比較結果に基づいて前記インレット部に異物が引込まれうる状況を事前に検知して乗客に向けて警報を出力する安全装置と、 を備え、 前記センサ部のセンサ検知範囲は、前記ハンドレールの外周面の内、前記ハンドレールの幅以内であって、前記センサ部から前記ハンドレールの外周面に引いた接線における接点から前記インレット部まで達する円弧面の下方領域内で任意に調整されることを特徴とするエスカレータ。

IPC (2件)：

B66B 29/04 ,  B66B 31/02

FI (2件)：

B66B29/04 H ,  B66B31/02 Z

Fターム (9件)：

3F321AA02 ,  3F321AA04 ,  3F321EA02 ,  3F321EB07 ,  3F321EC08 ,  3F321FA13 ,  3F321GA10 ,  3F321GA31 ,  3F321HA04