特許
J-GLOBAL ID:201203079673717825

伸縮軸の製造方法、及び、この製造方法によって製造した伸縮軸

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 天野 正景 ,  大川 晃 ,  田邉 隆
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-226725
公開番号(公開出願番号):特開2012-122610
出願日: 2011年10月14日
公開日(公表日): 2012年06月28日
要約:
【課題】摺動抵抗を減少させる被覆部を有する伸縮軸であって、伸縮軸の摺動位置による摺動抵抗の変動を小さくするとともに、潤滑油の潤滑性能を良好にした伸縮軸の製造方法を提供する。【解決手段】被覆部61には、突条歯51の歯元近傍の歯面の被覆部61に、雌シャフト16Bの歯溝41の歯先411A近傍の歯面412が当接しないように逃げ部613を形成する。中間シャフト16を慣らし運転し、被覆部61を圧縮して塑性変形させる量は、1ミクロンから10ミクロンである。従って、被覆部61に圧縮応力を付与して、被覆部61を塑性変形させる前の逃げ部613の逃げ量α1は10ミクロン以上が好ましい。被覆部61が塑性変形した後でも、逃げ部613が逃げ量α2だけ塑性変形面614よりも凹んだ状態が維持される。【選択図】図5
請求項(抜粋):
外周に複数の突条歯が形成された雄シャフト、 上記雄シャフトの突条歯に軸方向に相対摺動可能にかつ回転トルクを伝達可能に外嵌する複数の歯溝が内周に形成された雌シャフト、 上記雄シャフトの突条歯の歯面に被覆された被覆部、 上記被覆部を形成した雄シャフトの突条歯に上記雌シャフトの歯溝を締め代を有するように外嵌した伸縮軸であって、 上記雄シャフトの突条歯の歯元近傍の歯面の被覆部に、上記雌シャフトの歯溝の歯先近傍の歯面が当接しないように逃げ部を形成したこと を特徴とする伸縮軸。
IPC (3件):
F16D 3/06 ,  F16D 1/02 ,  B62D 5/04
FI (4件):
F16D3/06 E ,  F16D3/06 Z ,  F16D1/02 M ,  B62D5/04
Fターム (3件):
3D233CA02 ,  3D233CA04 ,  3D233CA05
引用特許:
審査官引用 (2件)

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