特許
J-GLOBAL ID:201203079691998106

行動予測装置、方法及びプログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (6件): 蔵田 昌俊 ,  河野 哲 ,  小出 俊實 ,  石川 義雄 ,  峰 隆司 ,  野河 信久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-160016
公開番号(公開出願番号):特開2012-022530
出願日: 2010年07月14日
公開日(公表日): 2012年02月02日
要約:
【課題】ユーザが普段と異なる行動を行った場合にも未来の滞在位置を正確に予測できるようにし、しかも位置のみならず滞在時刻も予測可能にする。【解決手段】ユーザが所持する携帯端末から取得した過去の位置データ履歴をもとに一定の時間間隔でサンプリングした状態遷移系列データを生成すると共に、同様に携帯端末から取得したスケジューラデータに基づいてイベント系列データを生成し、これらの状態遷移系列データ、イベント系列データ、時間帯を表すデータ及び各状態における滞留時間長を確率変数としてDBNモデルに組み込んで、当該確率モデル中において確率分布を定めるパラメータを推定する。そして、ユーザの現在位置及び未来のスケジューラデータと、先に推定したパラメータとをDBNモデルに与え、確率が最大となるときの状態遷移系列を求めて、これをユーザの行動予測結果を表す情報として出力する。【選択図】図2
請求項(抜粋):
ユーザが所持する携帯端末の過去の第1の期間における位置データを取得し、この取得された位置データに基づいて、一定の時間間隔で設定されたサンプリング時刻と当該時刻におけるユーザの滞在状態を表す情報との組として表される状態遷移系列データを生成し記憶する手段と、 前記第1の期間における前記ユーザの予定イベントをその内容と開始予定時刻及び終了予定時刻により表したスケジューラデータを取得し、この取得されたスケジューラデータに基づいて、前記設定されたサンプリング時刻と当該時刻における予定イベントの内容を表すキーワードとの組として表されるイベント系列データを生成し記憶する手段と、 前記記憶された状態遷移系列データ及びイベント系列データに対し、当該各データに含まれるサンプリング時刻をもとに複数の時間帯を設定する手段と、 前記ユーザの行動予測のために事象間の確率的な共存関係を時系列で表した確率モデルを定義し、前記記憶された状態遷移系列データ及びイベント系列データをそれぞれ読み出して、この読み出された状態遷移系列データと、イベント系列データと、前記設定された時間帯をそれぞれ確率変数として前記確率モデルに組み込み、当該確率モデル中において確率分布を定めるパラメータを推定し記憶するパラメータ学習処理手段と を具備することを特徴とする行動予測装置。
IPC (4件):
G06F 17/30 ,  G06Q 10/06 ,  G06Q 10/00 ,  G06F 19/00
FI (5件):
G06F17/30 220Z ,  G06F17/60 162A ,  G06F17/60 506 ,  G06F19/00 130 ,  G06F17/30 310Z
Fターム (5件):
5B075PQ76 ,  5B075PR04 ,  5B075PR06 ,  5B075QM08 ,  5B075UU13
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (1件)
引用文献:
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