特許
J-GLOBAL ID:201203079830117055

管体のアンカー装置および管体の抜け止め方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (7件): 小川 信一 ,  野口 賢照 ,  佐藤 謙二 ,  昼間 孝良 ,  平井 功 ,  境澤 正夫 ,  斎下 和彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-136881
公開番号(公開出願番号):特開2012-001950
出願日: 2010年06月16日
公開日(公表日): 2012年01月05日
要約:
【課題】ケーシングロッドを地盤から引き抜く際に、ケーシングロッドに挿入した管体がケーシングロッドとともに引き抜かれることを、より確実に防止できる管体のアンカー装置および管体の抜け止め方法を提供する。【解決手段】削孔に内設されたケーシングロッドに外管15を挿入した後、外管15の先端部に取り付けたシリンダ6の後端に接続された注水パイプ12aを通じてシリンダ6内に水Wを供給し、この水Wの水圧によって、ピストン7と押圧部材3を前進させることにより、ケーシングロッドの先端の地盤中で、開閉羽根2をシリンダ6外周方向に広げ、ピストン7がシリンダ6内の所定の位置まで移動した際に、シリンダ6に設けた拡径部6aからシリンダ6内の水Wを外部に流出させ、水Wの流出によるシリンダ6内の水圧の低下を水圧センサで検知した後に、ケーシングロッドを地盤上に引き抜く。【選択図】図4
請求項(抜粋):
削孔に内設されたケーシングロッドに挿入した管体を地盤中に定着させる管体のアンカー装置において、前記管体の先端部に取り付けられるシリンダと、このシリンダの後端に着脱自在に接続される注水パイプと、この注水パイプを通じてシリンダ内に水を供給する水圧付与手段と、供給された水の水圧によってシリンダ内をシリンダ先端側に移動するピストンと、このピストンとともにシリンダ先端側に移動する押圧部材と、この押圧部材により押圧されてシリンダ外周方向に広がる開閉羽根と、前記シリンダ内の水圧を検知する水圧センサとを備え、前記シリンダの所定位置にシリンダ内の水をシリンダ外部に流出させる流出部を設け、前記流出部を設けた位置に前記ピストンが移動するまでに、前記開閉羽根をシリンダ外周方向に所定の開き角度で広げるように構成したことを特徴とする管体のアンカー装置。
IPC (1件):
E02D 5/80
FI (1件):
E02D5/80 102
Fターム (2件):
2D041GA03 ,  2D041GC02

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