特許
J-GLOBAL ID:201203080010988050

バルブタイミング調整装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 矢作 和行 ,  野々部 泰平 ,  久保 貴則
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-024341
公開番号(公開出願番号):特開2012-163050
出願日: 2011年02月07日
公開日(公表日): 2012年08月30日
要約:
【課題】バルブタイミング調整の応答性を確保する。【解決手段】バルブタイミング調整装置1のリニアソレノイド70は、通電により磁束を発生するコイル73と、制御弁60のスプール68を往復駆動する出力軸75と、制御弁60のスリーブ66内から作動油が流入する内室712及び内室712から作動油を排出する排出孔716を形成するケーシング71と、出力軸75と一体に往復移動する可動子78と、軸方向にエアギャップAGをあけて互いに対向する筒状に設けられ、コイル73の発生磁束が通過する磁気回路を可動子78と共に形成することで、内周側にて可動子78を往復駆動する一対の固定子76,77と、固定子76,77の外周側に嵌合する筒状に設けられて固定子76,77間の磁気短絡を規制し、内周側のエアギャップAGを排出孔716に連通させる排出通路792を形成するスペーサ79と、を有する。【選択図】図6
請求項(抜粋):
内燃機関においてクランク軸からのトルク伝達によりカム軸が開閉する動弁のバルブタイミングを調整するバルブタイミング調整装置であって、 前記クランク軸と連動回転するハウジングと、 前記カム軸と連動回転し、前記ハウジング内において進角室及び遅角室を回転方向に区画し、作動液が前記進角室又は前記遅角室へ導入されることにより、前記ハウジングに対する回転位相が進角側又は遅角側へ変化するベーンロータと、 前記ベーンロータ及び前記カム軸からなる連動回転要素に内蔵され、作動液が通過するスリーブ内のスプールが往復移動するのに応じて前記進角室及び前記遅角室に対する作動液の入出を制御する制御弁と、 出力軸により前記スプールを往復駆動するリニアソレノイドとを、備えるバルブタイミング調整装置において、 前記リニアソレノイドは、 通電により磁束を発生するコイルと、 前記スリーブ内から作動液が流入する内室、並びに前記内室から作動液を外部に排出する排出孔を形成するケーシングと、 前記内室において前記出力軸と一体に往復移動する可動子と、 前記内室において軸方向にエアギャップをあけて互いに対向する筒状に設けられ、前記コイルの発生磁束が通過する磁気回路を前記可動子と共に形成することにより、内周側において前記可動子を往復駆動する一対の固定子と、 前記内室において前記一対の固定子の外周側に嵌合する筒状に設けられて前記一対の固定子間の磁気短絡を規制し、内周側の前記エアギャップを前記排出孔に連通させる排出通路を形成するスペーサとを、有することを特徴とするバルブタイミング調整装置。
IPC (3件):
F01L 1/356 ,  H01F 7/16 ,  F16K 31/06
FI (3件):
F01L1/34 E ,  H01F7/16 R ,  F16K31/06 305D
Fターム (32件):
3G018AB02 ,  3G018AB17 ,  3G018BA33 ,  3G018BA36 ,  3G018CA19 ,  3G018CA20 ,  3G018DA18 ,  3G018DA36 ,  3G018DA60 ,  3G018DA62 ,  3G018DA63 ,  3G018DA72 ,  3G018DA73 ,  3G018DA83 ,  3G018FA01 ,  3G018FA07 ,  3G018GA02 ,  3G018GA03 ,  3H106DA08 ,  3H106DA23 ,  3H106DB02 ,  3H106DB23 ,  3H106DB32 ,  3H106DB38 ,  3H106DC09 ,  3H106DC20 ,  3H106DD09 ,  3H106EE04 ,  3H106GA19 ,  3H106KK17 ,  5E048AB10 ,  5E048AD02

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