特許
J-GLOBAL ID:201203080787435828

ダイナミックダンパ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡邉 丈夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-005280
公開番号(公開出願番号):特開2012-145190
出願日: 2011年01月13日
公開日(公表日): 2012年08月02日
要約:
【課題】簡易な構成で慣性質量体の重心の移動軌跡を擬似的なサイクロイド曲線にできるダイナミックダンパを提供する。【解決手段】回転部材2に形成された収容室3に、回転部材2の捩り振動に伴ってその回転方向に往復運動する慣性質量体4を収容し、収容室3の内周面に慣性質量体4が転動しながら往復運動する転動面9が形成されているダイナミックダンパ1において、収容室3の内周面に曲率の異なる複数の転動面9,10が形成され、慣性質量体4は、回転部材2の捩り振動に応じて往復運動した場合の慣性質量体2の振幅が増大することに伴って慣性質量体2が転動していたいずれかの転動面9から曲率の異なるいずれか他の転動面10に次第に乗り移って慣性質量体4の往復運動の移動軌跡における瞬間曲率中心が次第に変化するように複数の転動面9,10に対応する曲率の異なる複数の円弧面7,8を備える。【選択図】図1
請求項(抜粋):
回転部材に形成された収容室に、前記回転部材の捩り振動に伴ってその回転方向に往復運動する慣性質量体を収容するとともに、前記収容室の内周面に前記慣性質量体が転動しながら往復運動する転動面が形成されているダイナミックダンパにおいて、 前記収容室の内周面に、曲率の異なる複数の前記転動面が形成され、 前記慣性質量体は、前記回転部材の捩り振動に応じて往復運動した場合の前記慣性質量体の振幅が増大することに伴って前記慣性質量体が転動していた前記いずれかの転動面から曲率の異なる前記いずれか他の転動面に次第に乗り移って前記慣性質量体の往復運動の移動軌跡における瞬間曲率中心が次第に変化するように前記複数の転動面に対応する曲率の異なる複数の円弧面を備えている ことを特徴とするダイナミックダンパ。
IPC (1件):
F16F 15/14
FI (1件):
F16F15/14 Z
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • フライホイール
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-183553   出願人:株式会社ユニシアジェックス
  • 振動減衰装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-072572   出願人:マンネスマンザックスアクチエンゲゼルシャフト

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