特許
J-GLOBAL ID:201203081483766298

スライド式携帯端末機のスライド機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 正二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-230714
公開番号(公開出願番号):特開2012-085168
出願日: 2010年10月13日
公開日(公表日): 2012年04月26日
要約:
【課題】中央部にスペースを確保でき、厚みが小さく、製造が容易で、コストも安く、耐久性も確保できるスライド式携帯端末機のスライド機構を提供する。【解決手段】スライド機構1はスライド自在に重合連結する板状の第1と第2部材2と3間にそれらを連結する付勢部材5を備える。上記付勢部材は、1本の金属線材からなる線バネと中間部で揺動可能に連結された一対の揺動アームとを有し、線バネは第1揺動アームに連結する第1連結部と、第2揺動アームに連結する第2連結部とを結ぶ直線に対してオフセットし、それらを繋ぐ円弧形状の第1バネ部と、各連結部の周囲に渦巻状に形成する第2バネ部を有し、第1バネ部は第1連結部と第2連結部と間の直線距離が縮小するスライド工程で第2バネ部の巻込量を大きくするよう第2バネ部の巻込方向に突出する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
表面に表示部を設ける第1筐体と表面に操作部を設ける第2筐体をスライド自在に重合連結する板状の第1及び第2部材と、 上記第1部材と第2部材の間に配置する付勢部材を備え、 上記付勢部材の弾性付勢によって上記第1部材と第2部材の間にスライド方向への付勢が生じるように構成するスライド式携帯端末機のスライド機構において、 上記付勢部材は、 1本の金属線材からなる線バネと、中間部を揺動可能に連結した一対の揺動アームとで構成されており、 第1揺動アームを第1部材に相対揺動可能に係止するとともに第2揺動アームを第2部材に相対揺動可能に係止し、 前記線バネは、第1揺動アームに連結する第1連結部と、第2揺動アームに連結する第2連結部と、上記第1連結部と第2連結部を結ぶ直線に対してオフセットし、上記第1連結部と第2連結部を繋ぐ第1バネ部と、上記第1連結部と第2連結部の一方、又は両方の周囲に渦巻き状に形成し、その第1連結部と第2連結部の一方、又は両方と上記第1バネ部を繋ぐ第2バネ部を有し、上記第1バネ部,第2バネ部は、同一平面上に位置させ、 上記第1バネ部は、上記第1連結部と第2連結部との間の直線距離が縮小するスライド工程で、上記第2バネ部の巻き込み量を大きくするように、その第2バネ部の巻き込み方向に突出している構成としていることを特徴とするスライド式携帯端末機のスライド機構。
IPC (1件):
H04M 1/02
FI (1件):
H04M1/02 C
Fターム (6件):
5K023AA07 ,  5K023BB04 ,  5K023BB26 ,  5K023DD08 ,  5K023LL06 ,  5K023RR09

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