特許
J-GLOBAL ID:201203082303666416
延伸フィルムの製造方法及び円偏光板の製造方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
藤本 芳洋
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-269545
公開番号(公開出願番号):特開2012-056322
出願日: 2011年12月09日
公開日(公表日): 2012年03月22日
要約:
【課題】幅方向の厚みムラや配向方向のバラツキが無く、光学特性に優れ、巻取方向に対し所定の角度の範囲で配向軸が傾いた、広幅で長尺の延伸フィルムを提供する。【解決手段】熱可塑性樹脂からなる長尺の未延伸フィルムをその進行方向と直角な方向に延伸して、配向角θ1が幅方向に対して0°≦θ1≦1°であり、かつ複屈折Δnが0.001〜0.003の範囲にある第一延伸フィルムを得る工程と、第一延伸フィルムを巻取方向に対して角度θが10°<θ<60°の方向で繰り出しながら、1.0≦R2/R1≦2.0...(1)、0°≦θo≦θi≦6°...(2)、4°≦θo(max)+θi(max)≦7°...(3)の各条件を満たすようにテンター内で再延伸することにより、配向角θ2が前記巻取方向に対して40°<θ2<50°の範囲の第二延伸フィルムを得る工程とを備えて構成される。【選択図】図1
請求項(抜粋):
熱可塑性樹脂からなる長尺の未延伸フィルムを該未延伸フィルムの進行方向と直角な方向に延伸して、配向角θ1が幅方向に対して-1°≦θ1≦1°であり、かつ複屈折Δnが0.001〜0.003の範囲にある第一延伸フィルムを得る工程と、
前記第一延伸フィルムを巻取方向に対して角度θが10°<θ<60°の方向で繰り出しながら、下記式(1)、(2)、(3)の条件を満たすようにテンター内で再延伸することにより、配向角θ2が前記巻取方向に対して40°<θ2<50°の範囲の第二延伸フィルムを得る工程とを含み、
前記第二延伸フィルムを得る工程で用いる前記テンターは、フィルムの進行方向が繰出方向に対して略平行である前半ゾーンと、フィルムの進行方向が巻取方向に対して略平行となる後半ゾーンと、該前半ゾーンと該後半ゾーンの間に配置される中盤ゾーンとを備え、該後半ゾーンにおける内側レール及び外側レールの軌道の開きが一様である長尺の延伸フィルムの製造方法。
1.0≦R2/R1≦2.0 ...(1)
0°≦θo≦θi≦6° ...(2)
4°≦θo(max)+θi(max)≦7° ...(3)
但し、
R1は前記第一延伸フィルムの延伸倍率、
R2は前記第二延伸フィルムの延伸倍率、
θoは前記第二延伸フィルムの進行方向が前記巻取方向に対して略平行となる後半ゾーンにおける前記第二延伸フィルムの外側端縁の軌道と前記巻取方向とのなす角度、
θiは前記後半ゾーンにおける前記第二延伸フィルムの内側端縁の軌道と前記巻取方向とのなす角度、
θo(max)は前記θoの最大値、
θi(max)は前記θiの最大値、
θo、θi、θo(max)、θi(max)は前記外側端縁の軌道及び前記内側端縁の軌道が互いに離間する方向を正、近接する方向を負とする。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (24件):
2H149AA06
, 2H149AB02
, 2H149BA02
, 2H149DA02
, 2H149DA12
, 2H149DB30
, 2H149DB33
, 2H149DB35
, 2H149EA03
, 2H149FA05Y
, 2H149FD04
, 4F210AA12
, 4F210AG01
, 4F210AH73
, 4F210AR07
, 4F210QA02
, 4F210QC01
, 4F210QC03
, 4F210QG01
, 4F210QG18
, 4F210QL04
, 4F210QL14
, 4F210QL15
, 4F210QL16
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