特許
J-GLOBAL ID:201203083050368401
ループ型ヒートパイプ及び電子機器
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
古部 次郎
, 横田 裕弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-175784
公開番号(公開出願番号):特開2012-037098
出願日: 2010年08月04日
公開日(公表日): 2012年02月23日
要約:
【課題】本発明は、径方向に重なるウィックの設置が容易なループ型ヒートパイプを提供することを目的とする。【解決手段】本発明のループ型ヒートパイプは、蒸発器101が、作動流体を蒸発させる蒸発器本体103と、内部に液相の作動流体を溜める液溜め部111と、蒸発器本体103の内部に設けられ、毛細管力を発生させることで作動流体を外周に向けて浸透させる外周ウィック129と、液溜め部111の内部から蒸発器本体103の内部にわたって存在し、液溜め部111の内周面及び外周ウィック129の内周面と接触して設けられ、毛細管力を発生させることで作動流体を外周ウィック129に向けて浸透させ、かつ少なくとも径方向に変形可能な内周ウィック139と、外周ウィック129の内周面に内周ウィック139を押しつけるよう支持する第1スプリング133とを備える。【選択図】図6
請求項(抜粋):
外部から熱を吸収して作動流体を液相から気相へと蒸発させる蒸発器を備え、当該蒸発器から導かれた気相の作動流体を凝縮させ液相の作動流体として当該蒸発器に環流するループ型ヒートパイプにおいて、
前記蒸発器が、
外部からの熱を内部に存在する作動流体へ伝え作動流体を液相から気相へと蒸発させる蒸発部と、
前記蒸発部の端部と接続され、内部に液相の作動流体を溜める液溜め部と、
前記蒸発部の内部に設けられ、毛細管力を発生させることで作動流体を外周に向けて浸透させる第1ウィックと、
前記液溜め部の内部から前記蒸発部の内部にわたって存在し、前記液溜め部の内周面及び前記第1ウィックの内周面と接触して設けられ、毛細管力を発生させることで作動流体を当該第1ウィックに向けて浸透させ、かつ少なくとも径方向に変形可能な第2ウィックと、
前記第1ウィックの内周面に前記第2ウィックを押しつけるよう支持する支持部材と
を備えることを特徴とするループ型ヒートパイプ。
IPC (2件):
FI (4件):
F28D15/02 103J
, F28D15/02 101A
, F28D15/02 L
, H01L23/46 A
Fターム (3件):
5F136CC34
, 5F136CC35
, 5F136CC37
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