特許
J-GLOBAL ID:201203083239767099

相転移重合体マイクロニードル

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 田村 恭生 ,  鮫島 睦 ,  新田 昌宏 ,  呉 英燦
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-530349
公開番号(公開出願番号):特表2012-505164
出願日: 2009年05月12日
公開日(公表日): 2012年03月01日
要約:
本発明は、一種の新型相転移マイクロニードルシステムに関し、従来マイクロニードルの不足を克服することができる。本発明のマイクロニードルパッチは、針体部分とホールディングプレートからなる一体化マイクロニードルシステムである。本発明中のマイクロニードルが乾燥でガラス状態を表し、表皮を穿刺できる十分な硬さを有し、真皮に進入した後、体液を吸収して相転移が発生し、ハイドロゲル状態になり、ゲル状態のマイクロニードルパッチが物理的又は化学的架橋を経てから網状構造を有し、網孔が体液を吸収した後自動的に開き、担持された薬物が網孔から拡散して体内に進入する。マイクロニードルパッチを製造するための重合体が薬剤分野では数年間利用され、良好な皮膚相溶性及びタンパク質に優しい材料であり、構造の弱いタンパク質に安定な保存環境を提供することになる。マイクロニードルパッチ骨格全体は、薬物貯蔵庫になることができるため、当該マイクロニードルシステムが大きい薬物担持能力を有する。また、当該マイクロニードルパッチの製造工法が簡単で、微細加工の必要なく、製造中の全プロセスに有機溶剤と接触しない。プログラムキャスト法は、多層、濃度勾配のマイクロニードルパッチを製造することができ、それぞれパルス投与及びゼロ次放出等の投与要求を達成する。当該マイクロニードルパッチは使用前に、乾燥な親水ガラス状態であって、最適なタンパク質を貯蔵する環境である。最後、投与した後、マイクロニードル背部の台が吸水膨潤してため、圧力をゆっくりと針体部分に付与することより、マイクロニードル全体を皮膚に緊密に貼り付けらせる。
請求項(抜粋):
プレートと、前記プレートの上に立ち配列された長さが100-1000μmであるマイクロニードルから形成されたマイクロニードルアレイとを含み、水分を吸収した後、固形状の硬針がゲル状態に転移する能力を有することを特徴とする重合体材料のマイクロニードルパッチ。
IPC (10件):
A61K 38/00 ,  A61M 37/00 ,  A61K 9/00 ,  A61K 47/34 ,  A61K 9/127 ,  A61K 48/00 ,  A61K 45/00 ,  A61K 38/28 ,  A61K 38/21 ,  A61K 39/00
FI (10件):
A61K37/02 ,  A61M37/00 ,  A61K9/00 ,  A61K47/34 ,  A61K9/127 ,  A61K48/00 ,  A61K45/00 ,  A61K37/26 ,  A61K37/66 H ,  A61K39/00 H
Fターム (18件):
4C076AA19 ,  4C076AA73 ,  4C076AA81 ,  4C076BB31 ,  4C076EE56A ,  4C084AA03 ,  4C084AA13 ,  4C084BA44 ,  4C084DA21 ,  4C084DB34 ,  4C084MA63 ,  4C085AA03 ,  4C085EE01 ,  4C167AA74 ,  4C167CC01 ,  4C167GG02 ,  4C167GG11 ,  4C167GG16
引用文献:
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