特許
J-GLOBAL ID:201203083545424928
アシルCoAリゾリン脂質アシルトランスフェラーゼの発現による長鎖オメガ-3及びオメガ-6多価不飽和脂肪酸生合成の改良
発明者:
,
,
出願人/特許権者:
代理人 (7件):
辻居 幸一
, 熊倉 禎男
, 箱田 篤
, 浅井 賢治
, 山崎 一夫
, 市川 さつき
, 田代 玄
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-516171
公開番号(公開出願番号):特表2012-529912
出願日: 2010年06月14日
公開日(公表日): 2012年11月29日
要約:
アシルCoA:リゾリン脂質アシルトランスフェラーゼ[「LPLAT」](例えば、Ale1、LPAAT、LPCAT)の過剰発現に基づき、長鎖多価不飽和脂肪酸[「LC-PUFA」]を産生する組換え油性微生物宿主細胞におけるC18からC20への伸長変換効率及び/又はΔ4不飽和化変換効率を増加させる方法が本明細書に提供される。産生宿主細胞及び本発明の方法により産生される油もまた特許請求される。
請求項(抜粋):
少なくとも1つの長鎖多価不飽和脂肪酸の産生を改良するための組換え油性微生物宿主細胞であって、前記宿主細胞が少なくともアシルCoA:リゾリン脂質アシルトランスフェラーゼ活性を有するポリペプチドをコードする少なくとも1つの単離ポリヌクレオチドを含み、前記ポリペプチドが、
a)Clustal Wアラインメント法に基づき配列番号9及び配列番号11からなる群から選択されるアミノ酸配列と比較したとき少なくとも45%のアミノ酸同一性を有するポリペプチド;
b)配列番号3、配列番号4、配列番号5及び配列番号28からなる群から選択される少なくとも1つの膜結合型O-アシルトランスフェラーゼタンパク質ファミリーモチーフを有するポリペプチド;
c)Clustal Wアラインメント法に基づき配列番号2に示されるとおりのアミノ酸配列と比較したとき少なくとも90%のアミノ酸同一性を有するポリペプチド;
d)Clustal Wアラインメント法に基づき配列番号15、配列番号17及び配列番号18からなる群から選択されるアミノ酸配列と比較したとき少なくとも43.9%のアミノ酸同一性を有するポリペプチド;及び、
e)配列番号19及び配列番号20からなる群から選択される少なくとも1つの1-アシル-sn-グリセロール-3-リン酸アシルトランスフェラーゼファミリーモチーフを有するポリペプチド;
からなる群から選択され、
前記少なくともアシルCoA:リゾリン脂質アシルトランスフェラーゼ活性を有するポリペプチドをコードする少なくとも1つの単離ポリヌクレオチドが、少なくとも1つの調節配列に作動可能に連結され、前記調節配列は同じであるか又は異なり;及び、
さらに前記宿主細胞が、
(i)対照宿主細胞と比較したときの少なくとも1つの長鎖多価不飽和脂肪酸を産生する油性微生物宿主細胞におけるC18からC20への伸長変換効率の増加、
(ii)対照宿主細胞と比較したときの少なくとも1つの長鎖多価不飽和脂肪酸を産生する油性微生物宿主細胞におけるΔ4不飽和化変換効率の増加、
からなる群から選択される少なくとも1つの改良を有する、組換え宿主細胞。
IPC (3件):
C12N 1/19
, C12N 15/09
, C12P 7/64
FI (3件):
C12N1/19
, C12N15/00 A
, C12P7/64
Fターム (20件):
4B024AA01
, 4B024AA05
, 4B024BA80
, 4B024CA02
, 4B024DA12
, 4B024GA11
, 4B024HA01
, 4B024HA20
, 4B064AD88
, 4B064CA06
, 4B064CA19
, 4B064CC24
, 4B064DA01
, 4B064DA10
, 4B065AA72X
, 4B065AC14
, 4B065BA01
, 4B065CA13
, 4B065CA41
, 4B065CA44
引用特許:
前のページに戻る