抗腫瘍剤、カスパーゼ阻害剤、イボタケ属担子菌抽出物およびその製造方法

発明者： , , , ,
出願人/特許権者：
代理人 (1件)：富沢知成
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2010-179878
公開番号（公開出願番号）：特開2012-036150
出願日： 2010年08月10日
公開日（公表日）： 2012年02月23日
要約：

【課題】食習慣レベルの食用実績がある安全な天然物資源を用いて、がん細胞の生細胞を減少させることによる抗腫瘍効果またはカスパーゼ阻害効果を得ることのできる抗腫瘍剤・カスパーゼ阻害剤を提供すること。【解決手段】バイアリニンAもしくはその誘導体、あるいはまた薬理学的に許容されるこれらの塩を有効成分とする、抗腫瘍剤およびカスパーゼ阻害剤とする。バイアリニンAが、イボタケ科イボタケ属のボタンイボタケ等担子菌に特徴的に含まれる新発見に基づき、抗腫瘍剤およびカスパーゼ阻害剤は、イボタケ科イボタケ属の担子菌の抽出物を用い、これを有効成分として構成することができる。担子菌の培地培養物を用いることによって、より安価で品質が均一な抗腫瘍剤、カスパーゼ阻害剤を得られる。なお、バイアリニンAは化学合成してもよい。【選択図】図3

請求項（抜粋）：

下記式に示されるバイアリニンAもしくはその誘導体または薬理学的に許容されるこれらの塩を有効成分とすることを特徴とする、抗腫瘍剤。

IPC (4件)：

A61K 31/222 , A61P 35/00 , A61P 43/00 , A61K 36/07

FI (4件)：

A61K31/222 , A61P35/00 , A61P43/00 111 , A61K35/84 A

Fターム (15件)：

4C088AA02 , 4C088AC17 , 4C088BA23 , 4C088BA32 , 4C088CA06 , 4C088CA14 , 4C088NA14 , 4C088ZB26 , 4C088ZC20 , 4C206AA01 , 4C206AA02 , 4C206DB22 , 4C206NA14 , 4C206ZB26 , 4C206ZC20

引用特許：

審査官引用 (1件)

抗アレルギー剤
公報種別：公開公報出願番号：特願2006-175706 出願人：ダイエープロビス株式会社, 独立行政法人理化学研究所

引用文献：

審査官引用 (3件)

農大総研紀要, 2006, Vol.15,16, pp.17-22
Biosci. Biotechnol. Biochem., 2005, Vol.69, No.12, pp.2326-2332
岐阜市立女子短期大学研究紀要, 2005, Vol.54, pp.105-108

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