特許
J-GLOBAL ID:201203084476634440

無線電力伝送システム、それに用いられる送電機器および受電機器、ならびに無線電力伝送方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 奥田 誠司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-285499
公開番号(公開出願番号):特開2012-135127
出願日: 2010年12月22日
公開日(公表日): 2012年07月12日
要約:
【課題】 電力を伝送する対象ではない機器が近くに存在する場合にも、電力を伝送すべき対象となる機器にだけ選択的に電力伝送する無線電力伝送システムを提供する。【解決手段】 送電機器と受電機器の間で電力を無線伝送する場合に、送受信の共振回路の共振周波数と、共振回路に供給される電力信号の周波数と、送受信の共振回路に接続される回路のインピーダンスを同期して切り替える構成とすることで、電力を伝送したくない機器へ伝送される電力を低減し、電力を伝送したい機器へだけ電力を伝送することが可能となる。これにより、無線電力伝送に対応していない機器に電力が誤供給されて壊れるのを防止し、盗電しようとする機器に電力を盗まれるのを防止し、伝送したい受電機器に選択的に電力が伝送されない状況を防止することが可能となる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
第1共振回路を有する送電機器から第2共振回路を有する受電機器に、前記第1共振回路と前記第2共振回路との電磁界の共振現象による結合によって無線により電力を伝送する無線電力伝送システムであって、 前記送電機器は、 前記電力を伝送するために用いられる交流信号を発生する交流信号発生部と、 前記第1共振回路と接続され、インピーダンス変換を行う第1インピーダンス変換部と、 前記交流信号発生部に対して設けられ、前記交流信号の周波数を変化させる信号周波数制御部と、 前記第1共振回路に対して設けられ、前記第1共振回路の共振周波数を変化させる第1共振周波数制御部と を備え、 前記受電機器は、 前記第2共振回路と接続され、インピーダンス変換を行う第2インピーダンス変換部と、 前記第2共振回路に対して設けられ、前記第2共振回路の共振周波数を変化させる第2共振周波数制御部と を備え、 前記信号周波数制御部が前記交流信号の周波数を変化させるように前記交流信号発生部を制御するとき、前記第1および第2共振周波数制御部が前記第1および第2共振回路の共振周波数を変化させ、かつ、前記第1および第2インピーダンス変換部が前記インピーダンス変換を行う、無線電力伝送システム。
IPC (2件):
H02J 17/00 ,  H04B 5/02
FI (2件):
H02J17/00 B ,  H04B5/02
Fターム (4件):
5K012AA01 ,  5K012AB03 ,  5K012AC06 ,  5K012AE13

前のページに戻る