特許
J-GLOBAL ID:201203085003939312

内燃機関の廃熱利用装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長門 侃二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-220987
公開番号(公開出願番号):特開2012-077630
出願日: 2010年09月30日
公開日(公表日): 2012年04月19日
要約:
【課題】EGRガスを含む内燃機関の複数の熱源をEGRガス中の水分を凝縮させることなく効率よくランキンサイクルシステムに利用可能な内燃機関の廃熱利用装置を提供する。【解決手段】ランキン回路(40)は複数の熱交換器としてEGR回路のEGRクーラ(36)と排気通路の排ガス熱交換器(41)を有し、これらEGRクーラと排ガス熱交換器とをランキン回路の作動流体の流れ方向で視てEGRクーラが排ガス熱交換器よりも上流に位置するように配置し、制御手段(60)により、EGRガス温度検出手段(39)により検出されるEGRガスの温度が所定温度範囲(例えば150°C〜200°C)となるよう、EGRクーラでのEGRガスと作動流体との熱交換量を制御する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
作動流体の循環路に、内燃機関の廃熱により作動流体を加熱する複数の熱交換器、該複数の熱交換器を経由した作動流体を膨張させて回転駆動力を発生する膨張機、該膨張機を経由した作動流体を凝縮させる凝縮器、該凝縮器を経由した作動流体を前記熱交換器に送出するポンプが順次介装されたランキン回路と、 内燃機関の排ガスを大気に放出させる排気通路に介装された排ガス熱交換器と、 内燃機関の排ガスの一部をEGRガスとして吸気に還流させるEGR通路、該EGR通路に介装されて少なくとも内燃機関の運転状態に応じた開閉によりEGRガスの流通と遮断を行うEGRバルブ及び該EGR通路に介装されてEGRガスを冷却するEGRクーラを有するEGR回路と、 前記EGR通路のEGRガスの流れ方向で視て前記EGRクーラの下流に設けられ、EGRガスの温度を検出するEGRガス温度検出手段と、 少なくとも、前記EGRバルブが開でEGRガスが流通しているとき、前記EGRクーラでのEGRガスの熱交換量を制御する制御手段とを備え、 前記ランキン回路における前記複数の熱交換器は、前記EGRクーラと前記排ガス熱交換器であって、前記循環路の作動流体の流れ方向で視て前記EGRクーラが前記排ガス熱交換器よりも上流に位置し、前記EGRクーラでEGRガスの熱により作動流体を加熱し、前記排ガス熱交換器で排ガスの熱により作動流体を加熱するよう構成され、 前記制御手段は、前記EGRガス温度検出手段により検出されるEGRガスの温度が所定温度範囲となるよう、前記EGRクーラでのEGRガスと作動流体との熱交換量を制御することを特徴とする内燃機関の廃熱利用装置。
IPC (7件):
F02G 5/04 ,  F02M 25/07 ,  F01P 3/20 ,  F01N 5/02 ,  F02G 5/02 ,  F01K 23/02 ,  F01K 23/10
FI (9件):
F02G5/04 U ,  F02M25/07 580E ,  F01P3/20 F ,  F01N5/02 F ,  F02G5/02 B ,  F02G5/04 H ,  F02G5/04 Q ,  F01K23/02 P ,  F01K23/10 P
Fターム (9件):
3G062AA01 ,  3G062AA05 ,  3G062ED08 ,  3G062GA08 ,  3G062GA09 ,  3G062GA10 ,  3G081BA18 ,  3G081BC07 ,  3G081DA03

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