特許
J-GLOBAL ID:201203085287817840

軸シール装置、軸シール装置の間隙調整方法および蒸気タービン

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人サクラ国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-251201
公開番号(公開出願番号):特開2012-102656
出願日: 2010年11月09日
公開日(公表日): 2012年05月31日
要約:
【課題】回転部との間の隙間調整などを容易かつ正確に行うことができる軸シール装置、軸シール装置の間隙調整方法、およびこの軸シール装置を備えた蒸気タービンを提供する。【解決手段】実施形態の軸シール装置は、タービンロータ11の周方向に環状に形成され、外径側にセグメントフック部34を有し、内径側にシールフィン35を有するシールセグメント31と、セグメントフック部34の両側面に周方向に形成され、半径方向に溝幅を変形させることで、セグメントフック部34の内径側の端面の一部を突起可能に形成された突起形成用溝部37とを備える。また、ノズルダイアフラム内輪13の内周側に周方向に環状に形成され、セグメントフック部34と嵌合する溝部39を有し、セグメントフック部34の半径方向への離脱を阻止する溝フック部40を有する嵌合溝32と、嵌合溝内に設置された弾性部材33とを備える。【選択図】図2
請求項(抜粋):
回転部と、前記回転部を包囲するように、半径方向に所定の間隙をおいて前記回転部に対峙する静止部との間からの作動流体の漏洩を抑制するための軸シール装置において、 周方向に亘って環状に形成され、外径側に、軸方向に突出するセグメントフック部を有し、内径側に、前記回転部に対向して配置されるシールフィンを有するシールセグメントと、 前記セグメントフック部の両側面に周方向に亘って形成され、かつ半径方向に溝幅を変形させることで、前記セグメントフック部の内径側の端面の少なくとも一部を突起可能に形成された突起形成用溝部と、 前記静止部の内周側に周方向に亘って環状に形成され、前記セグメントフック部と嵌合する溝部を有し、かつ前記セグメントフック部と当接して、前記セグメントフック部の半径方向への離脱を阻止する溝フック部を有する嵌合溝と、 前記嵌合溝内に設置され、前記セグメントフック部を前記溝フック部側に押圧する弾性部材と を具備することを特徴とする軸シール装置。
IPC (4件):
F01D 11/02 ,  F01D 25/00 ,  F16J 15/447 ,  F16J 15/00
FI (5件):
F01D11/02 ,  F01D25/00 V ,  F01D25/00 Z ,  F16J15/447 ,  F16J15/00 E
Fターム (7件):
3G002HA07 ,  3G002HA10 ,  3J042AA03 ,  3J042CA03 ,  3J042CA10 ,  3J042CA11 ,  3J042DA02

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