特許
J-GLOBAL ID:201203085834188712

携帯型データ記憶媒体のメモリ管理

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 柳田 征史 ,  佐久間 剛
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-105134
公開番号(公開出願番号):特開2012-164350
出願日: 2012年05月02日
公開日(公表日): 2012年08月30日
要約:
【課題】プログラムの実行中に生成されるオブジェクトを格納するための第1および第2のメモリ領域を有する携帯型データ記憶媒体によってプログラムの実行中にメモリを管理する。【解決手段】オブジェクト(38、40、44)の少なくとも一部が第2のメモリ領域(36)に作成される。更なるプログラム実行中に、オブジェクト(38、40、44)への永続リファレンス(42)が生成された場合、オブジェクトは第1のメモリ領域34に転送される。実行によりオブジェクトを作成した特定のメソッドの終了時に、特定のメソッドが、解放されるべき第2のメモリ領域のメモリスペースに存在するオブジェクトへのリファレンスをリターンしないときに、第2のメモリ領域の占有状態を示す占有状態指標を特定のメソッドが呼び出された時点における占有状態にリセットすることにより、第2のメモリ領域のメモリスペースを特定のメソッドが呼び出された時点のレベルまで解放する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
プログラムの実行中に生成されるオブジェクトを格納するための第1および第2のメモリ領域を有する携帯型データ記憶媒体によって前記プログラムの実行中にメモリを管理する方法であって、前記第2のメモリ領域への書込み動作が前記第1のメモリ領域への書込み動作よりも高速に実施される方法であり、 プログラムの特定のメソッド実行の結果として生成されるオブジェクトの少なくとも一部を前記第2のメモリ領域に作成するステップと、 更なるプログラムの実行中に、前記オブジェクトへの永続的に格納されたリファレンスが生成されたかどうかを監視するステップ、 更なるプログラム実行中に、前記オブジェクトへの永続的に格納されたリファレンスが生成された場合に、前記オブジェクトを前記第1のメモリ領域に転送するステップと、 前記実行によりオブジェクトを作成した前記特定のメソッドの終了時に、第2のメモリ領域を解放するステップであって、少なくとも前記特定のメソッドが、解放されるべき第2のメモリ領域のメモリスペースに存在するオブジェクトへのリファレンスをリターンしないときに、前記第2のメモリ領域の占有状態を示す占有状態指標を前記特定のメソッドが呼び出された時点における占有状態にリセットすることで、前記第2のメモリ領域のメモリスペースを前記特定のメソッドが呼び出された時点のレベルまで解放するステップとを有することを特徴とする方法。
IPC (2件):
G06F 9/45 ,  G06F 9/44
FI (2件):
G06F9/44 322H ,  G06F9/44 510P
Fターム (2件):
5B081AA09 ,  5B081CC28
引用文献:
出願人引用 (1件)
  • Object Lifetimes in Java Card
審査官引用 (1件)
  • Object Lifetimes in Java Card

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