特許
J-GLOBAL ID:201203086020808767

オキシ水酸化コバルトコート水酸化ニッケルの製造方法。

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-239675
公開番号(公開出願番号):特開2012-091955
出願日: 2010年10月26日
公開日(公表日): 2012年05月17日
要約:
【課題】高価な酸化剤を使用することなく、電池材料としての安定性に優れたオキシ水酸化コバルトコート水酸化ニッケルの高効率で安価な製造方法を提案する。【解決手段】一般式:Ni1-x-yCoxMy(OH)2(xは0.005〜0.05、yは0.005〜0.05、MはCa,Mg,Znのうちの1種以上)で表される水酸化ニッケル粒子の心材と心材表面のオキシ水酸化コバルトコート層からなるオキシ水酸化コバルトコート水酸化ニッケルを、反応槽に水酸化ニッケルスラリーとコバルト塩水溶液を供給するとともに、pH9.5〜10.5に保持されるようにアルカリ水溶液を供給して、水酸化コバルトコート水酸化ニッケルを連続的に得るコーティング工程と、水酸化コバルトコート水酸化ニッケルのスラリーにアルカリ水溶液と空気を供給し酸化してオキシ水酸化コバルトコート水酸化ニッケルを連続的に得る酸化工程を有する製造方法によって得る。【選択図】なし
請求項(抜粋):
一般式:Ni1-x-yCoxMy(OH)2(式中、xは、0.005〜0.05であり、yは、0.005〜0.05であり、Mは、Ca,Mg,Znのうちの1種以上)で表される水酸化ニッケル粒子の心材と、心材の表面に形成されたオキシ水酸化コバルトを含むコート層からなり、かつコート層中のるコバルト含有量が心材とコート層の合計に対して3〜7質量%であるオキシ水酸化コバルトコート水酸化ニッケルの製造方法であって、 オーバーフロー口付きの反応槽に心材となる水酸化ニッケル粒子を含むスラリーと、コート層を形成するコバルト塩を含む水溶液を連続的に供給するとともに、液温を25°Cにして測定した基準でpHを9.5〜10.5の範囲内の一定値に保持されるようにアルカリ水溶液を連続的に供給して、該水酸化ニッケル粒子表面に水酸化コバルトをコーティングしながらオーバーフローさせることにより水酸化コバルトコート水酸化ニッケルを連続的に得るコーティング工程と、コーティング工程で得られた水酸化コバルトコート水酸化ニッケルのスラリーをオーバーフロー口付きの反応槽に供給するとともにアルカリ水溶液と空気を連続的に供給し、該水酸化コバルトコート水酸化ニッケルのコート層に含有される水酸化コバルトを酸化しながらオーバーフローさせることにより、オキシ水酸化コバルトコート水酸化ニッケルを連続的に得る酸化工程を有することを特徴とするオキシ水酸化コバルトコート水酸化ニッケルの製造方法。
IPC (1件):
C01G 53/04
FI (1件):
C01G53/04
Fターム (27件):
4G048AA03 ,  4G048AB02 ,  4G048AB04 ,  4G048AC06 ,  4G048AE05 ,  5H050AA07 ,  5H050AA18 ,  5H050AA19 ,  5H050BA11 ,  5H050BA14 ,  5H050CA03 ,  5H050CB16 ,  5H050DA09 ,  5H050EA12 ,  5H050FA17 ,  5H050FA18 ,  5H050GA02 ,  5H050GA10 ,  5H050GA14 ,  5H050GA15 ,  5H050GA22 ,  5H050HA01 ,  5H050HA02 ,  5H050HA07 ,  5H050HA10 ,  5H050HA14 ,  5H050HA20
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)

前のページに戻る