特許
J-GLOBAL ID:201203086395642580
光ファイバの製造方法及び光ファイバ
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (4件):
長谷川 芳樹
, 黒木 義樹
, 近藤 伊知良
, 柴田 昌聰
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-160966
公開番号(公開出願番号):特開2012-020908
出願日: 2010年07月15日
公開日(公表日): 2012年02月02日
要約:
【課題】比屈折率差が大きく且つ伝送損失が低減された光ファイバの製造方法及び光ファイバを提供する。【解決手段】純石英ガラスの屈折率を基準とした比屈折率差が2.0%以上3.0%未満であるコア領域と、前記コア領域の外周に設けられて純石英ガラスの屈折率を基準とした比屈折率差が-0.8%以上-0.3%未満である第1クラッド領域とを含み石英ガラスを主成分とする光ファイバ用プリフォーム100を線引用加熱炉11の下方に設けられた徐冷用加熱炉21にガラスファイバを通過させる。これにより、ガラスファイバが空冷される場合と比較してガラスファイバの冷却速度が緩和される。この結果、ガラス中における原子の結合の乱雑さが低減されてレイリー散乱を抑制することができることから、比屈折率差を高めた場合であっても、光ファイバの伝送損失を低減させることができる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
純石英ガラスの屈折率を基準とした比屈折率差が2.0%以上3.0%未満であるコア領域と、前記コア領域の外周に設けられて純石英ガラスの屈折率を基準とした比屈折率差が-0.8%以上-0.3%未満である第1クラッド領域とを含み石英ガラスを主成分とする光ファイバ用プリフォームを線引用加熱炉にセットする工程と、
線引張力が100g以上となるように前記線引用加熱炉で前記光ファイバプリフォームを溶融して線引きすることでガラスファイバを形成する工程と、
前記線引用加熱炉の下方に設けられた徐冷用加熱炉を通過させて前記ガラスファイバを徐冷する工程と、
徐冷後の前記ガラスファイバの外周に保護被覆を形成する工程と、
を有することを特徴とする光ファイバの製造方法。
IPC (3件):
C03B 37/027
, G02B 6/036
, G02B 6/02
FI (3件):
C03B37/027 Z
, G02B6/22
, G02B6/16
Fターム (13件):
2H150AB03
, 2H150AB04
, 2H150AB05
, 2H150AB10
, 2H150AD03
, 2H150AD04
, 2H150AD12
, 2H150AD17
, 2H150AD18
, 2H150AE15
, 2H150AH15
, 2H150AH17
, 4G021HA02
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