特許
J-GLOBAL ID:201203087462496990

セル間干渉回避通信方法および通信システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 酒井 宏明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-137682
公開番号(公開出願番号):特開2012-004836
出願日: 2010年06月16日
公開日(公表日): 2012年01月05日
要約:
【課題】セル端で使用するサブチャネル集合を動的に変更することが可能なセル間干渉回避通信方法を得ること。【解決手段】移動機が、接続している基地局のセルと隣接する隣接セル内の信号の通信品質を測定して当該基地局へ通知し、前記基地局が、所定の通信品質以上の通信品質を通知した移動機を自セルのセル端に位置していると判定し、自セルのセル端に位置している移動機に対して割り当てるべきサブチャネルの所要帯域を設定してサーバへ通知し、前記サーバが、前記所要帯域に基づいて干渉グラフを生成して多重彩色問題を解き、セル端の移動機ごとにサブチャネル帯域が等しくなるように各色にサブチャネルを対応付けて、各基地局に対して割り当て、セル端の移動機に割り当てたサブチャネルをそれぞれの基地局へ通知し、前記基地局が、自局のセル端に位置している移動機に対してサブチャネルを割り当てる。【選択図】図4
請求項(抜粋):
複数の移動機、当該移動機と接続可能な複数の基地局、および当該複数の基地局と接続するサーバから構成された通信システムにおけるセル間干渉回避通信方法であって、 各移動機が、自機が接続している所定の基地局のセルと隣接するセルである隣接セル内の信号の通信品質を測定し、測定した通信品質および当該隣接セルの識別番号を当該所定の基地局へ通知する測定ステップと、 前記所定の基地局が、所定の通信品質以上の通信品質を通知した移動機を自セルのセル端に位置していると判定し、また、当該通信品質とともに受け取った隣接セルの識別番号に基づいて、当該隣接セルを干渉回避対象セルと判定する判定ステップと、 前記所定の基地局が、自セルのセル端に位置している移動機に対して割り当てるべきサブチャネルの所要帯域を設定し、当該所要帯域および前記干渉回避対象セルの識別番号を前記サーバへ通知する所要帯域設定ステップと、 前記サーバが、前記所定の基地局である各基地局から受け取った前記干渉回避対象セルの識別番号および前記所要帯域に基づいて、干渉グラフを生成して多重彩色問題を解き、セルの周波数帯域を彩色数で等分し、セル端の移動機ごとにサブチャネル帯域が等しくなるように各色にサブチャネルを対応付けて、当該各基地局に対して、セル端にいる移動機数分のサブチャネルを割り当てる第1の割り当てステップと、 前記サーバが、前記多重彩色問題を解いた結果、特定の基地局に対して割り当てたサブチャネルが、別のセルを構成する基地局のセル端の移動機または非セル端の移動機で使用可能な場合に、当該別のセルを構成する基地局に対して、当該特定の基地局に対して割り当てたサブチャネルを余剰サブチャネルとして割り当てる第2の割り当てステップと、 前記サーバが、前記第1の割り当てステップにて割り当てたサブチャネルを、前記各基地局へ通知する第1の通知ステップと、 前記サーバが、前記第2の割り当てステップにて余剰サブチャネルを割り当てた場合に、当該余剰サブチャネルを、前記別のセルを構成する基地局へ通知する第2の通知ステップと、 前記第1の通知ステップにてサブチャネルを通知された基地局が、当該サブチャネルを、自局のセル端に位置している移動機に対して割り当てる第1のスケジュールステップと、 前記第2の通知ステップにて余剰サブチャネルを通知された基地局が、さらに当該余剰サブチャネルをセル端の移動機または非セル端の移動機に割り当てる第2のスケジュールステップと、 を含むことを特徴とするセル間干渉回避通信方法。
IPC (4件):
H04W 72/08 ,  H04W 72/04 ,  H04J 11/00 ,  H04J 1/00
FI (5件):
H04Q7/00 554 ,  H04Q7/00 548 ,  H04Q7/00 556 ,  H04J11/00 Z ,  H04J1/00
Fターム (11件):
5K022DD01 ,  5K022DD13 ,  5K022DD17 ,  5K022DD19 ,  5K067AA03 ,  5K067BB04 ,  5K067DD45 ,  5K067EE02 ,  5K067EE10 ,  5K067EE63 ,  5K067JJ38

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