特許
J-GLOBAL ID:201203087681308767

プラント機器の異常診断装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 村上 啓吾 ,  大岩 増雄 ,  児玉 俊英 ,  竹中 岑生
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-060044
公開番号(公開出願番号):特開2012-194936
出願日: 2011年03月18日
公開日(公表日): 2012年10月11日
要約:
【課題】プロセスデータが規定の範囲内にあっても、その動作に非定常な動きが見られる場合には、劣化、異常として検出することができるプラント機器の異常診断装置を提供する。【解決手段】プロセスデータから行列を作成し、この行列の特異値分解を行い得られた左特異行列から平均に近い左特異行列を抽出する特異行列抽出手段13と、抽出された左特異行列と正常状態のプロセスデータから特徴量を表す行列を算出し、この行列の第1行の最大値、最小値を正常状態の特徴量として抽出する特徴量抽出手段14と、診断対象のプロセスデータを抽出された左特異行列を用いて、診断対象のプロセスデータの特徴量を表す行列を算出し、この行列の第1行の各要素を診断対象の特徴量とする特徴量分析手段16と、正常状態の特徴量と診断対象の特徴量を比較する比較手段17とを備える。【選択図】図2
請求項(抜粋):
プラントのプロセスデータを格納するデータベースと、 前記データベースに格納された正常状態の1種類のプロセスデータから行列を作成し、この行列の特異値分解を行い、得られた複数個の左特異行列からそれらの平均に最も近い左特異行列を抽出し、この抽出された左特異行列を前記データベースに格納する特異行列抽出手段と、 前記抽出された左特異行列と前記正常状態のプロセスデータを使用してプロセス量の特徴量を表す行列を算出し、算出した行列の第1行の最大値、最小値を正常状態の特徴量として抽出して前記データベースに格納する特徴量抽出手段と、 診断対象のプロセスデータを前記データベースから読み出し、前記抽出された左特異行列を用いて、前記診断対象のプロセスデータの特徴量を表す行列を算出し、算出した行列の第1行の各要素を診断対象の特徴量として前記データベースに格納する特徴量分析手段と 前記正常状態の特徴量と診断対象の特徴量を前記データベースから読み出して比較し、比較結果を前記データベースに格納する比較手段と、 を備えるプラント機器の異常診断装置。
IPC (1件):
G05B 23/02
FI (1件):
G05B23/02 302T
Fターム (5件):
5H223AA02 ,  5H223BB01 ,  5H223DD03 ,  5H223EE06 ,  5H223FF06
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • プラント監視装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-206430   出願人:株式会社東芝

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