特許
J-GLOBAL ID:201203088419184328
放射線検出装置及びシンチレータパネルの製造方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
小林 和憲
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-277951
公開番号(公開出願番号):特開2012-127735
出願日: 2010年12月14日
公開日(公表日): 2012年07月05日
要約:
【課題】シンチレータの柱状結晶で発生した光が、柱状結晶を透過して他の画素に入射するのを防止する。【解決手段】放射線の照射により光を発生するシンチレータは、複数立設された柱状結晶30の先端部分の間に、シンチレータが発生した光から、この光の発光ピーク波長よりも長波長側の成分の少なくとも一部を吸収する長波吸収層28が埋め込まれている。放射線の照射により柱状結晶39内で発生された光L2は、柱状結晶30の界面33への入射角度が臨界角θc以内のときに、柱状結晶30aの界面33を透過して隣の柱状結晶30bに入射するが、この光L2のうち、屈折しにくく遠くまで届きやすい長波光成分L2bは、長波吸収層28により吸収されるので、隣の画素部43bに入射するのを防止することができる。【選択図】図4
請求項(抜粋):
複数立設された柱状結晶を有し、照射された放射線を吸収して前記柱状結晶が複数立設された光射出側から光を射出するシンチレータと、前記柱状結晶の間に埋め込まれ、前記シンチレータが発生した光から所定の波長域成分の少なくとも一部を吸収する光吸収層と、を有するシンチレータパネルと、
前記シンチレータパネルの前記光射出側に配置され、前記シンチレータの前記光射出側から射出された光を検出する光検出部と、
を備えたことを特徴とする放射線検出装置。
IPC (3件):
G01T 1/20
, G01T 1/202
, A61B 6/00
FI (5件):
G01T1/20 D
, G01T1/20 B
, G01T1/20 G
, G01T1/202
, A61B6/00 300Q
Fターム (13件):
2G088GG10
, 2G088GG13
, 2G088GG16
, 2G088GG19
, 2G088JJ05
, 2G088JJ10
, 2G088JJ37
, 2G088LL11
, 4C093AA01
, 4C093CA08
, 4C093EB12
, 4C093EB17
, 4C093EB20
引用特許: