特許
J-GLOBAL ID:201203089956549045

パイロクロア型酸化物の調製方法および燃料電池用電極触媒の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森下 賢樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-192287
公開番号(公開出願番号):特開2012-049075
出願日: 2010年08月30日
公開日(公表日): 2012年03月08日
要約:
【課題】比表面積が大きく、なおかつ結晶性が高く、燃料電池用電極触媒として活性と耐酸性を両立し得るパイロクロア型酸化物の調製方法を提供する。【解決手段】一般式A2B2O7-Z(A及びBは金属元素、Zは0以上1以下の数を表し、AはPb、Sn及びZnからなる群から選ばれる少なくとも一種を含み、BはRu、W、Mo、Ir、Rh、Mn、Cr及びReからなる群から選ばれる少なくとも一種を含む。)で表されるパイロクロア型酸化物を沈殿形成により調製したのち、洗浄、乾燥工程を経て十分に不純物を除去したのち、制御された条件により焼成することにより、沈殿生成直後にアモルファス部分を含んでいたパイロクロア型酸化物の結晶性が増大し、粒子の凝集を抑制しながら耐酸性を向上させることができる。【選択図】なし
請求項(抜粋):
一般式A2B2O7-Z (ただし、AおよびBはそれぞれ金属元素を表し、Zは0以上1以下の数を表し、 AはPb、SnおよびZnからなる群から選ばれる少なくとも一種であるA1を含み、 BはRu、W、Mo、Ir、Rh、Mn、CrおよびReからなる群から選ばれる少なくとも一種であるB1を含む。) で表されるパイロクロア型酸化物の調製方法であって、 前記Aのハロゲン化物または硝酸塩と、前記Bの金属酸アルカリとの反応により、パイロクロア型酸化物の沈殿物を形成させる工程と、 250°C以上900°C以下の温度で前記パイロクロア型酸化物の沈殿物を焼成する工程とを備えることを特徴とするパイロクロア型酸化物の調製方法。
IPC (3件):
H01M 4/88 ,  H01M 4/90 ,  C01G 55/00
FI (3件):
H01M4/88 Z ,  H01M4/90 X ,  C01G55/00
Fターム (24件):
4G048AA03 ,  4G048AB02 ,  4G048AB05 ,  4G048AC06 ,  4G048AD03 ,  4G048AE05 ,  4G048AE07 ,  5H018AA06 ,  5H018AS03 ,  5H018BB00 ,  5H018BB01 ,  5H018BB06 ,  5H018BB12 ,  5H018BB13 ,  5H018EE05 ,  5H018EE06 ,  5H018EE08 ,  5H018EE11 ,  5H018EE13 ,  5H018HH08 ,  5H026AA06 ,  5H026BB01 ,  5H026EE13 ,  5H026HH08
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平2-302327
  • 特開昭54-072500

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