特許
J-GLOBAL ID:201203091775582126
蓄電装置の開路電圧検出装置および残容量検出装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (6件):
志賀 正武
, 高橋 詔男
, 佐伯 義文
, 鈴木 三義
, 西 和哉
, 村山 靖彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-186358
公開番号(公開出願番号):特開2012-042429
出願日: 2010年08月23日
公開日(公表日): 2012年03月01日
要約:
【課題】蓄電装置の開路電圧および残容量を精度良く検出する。【解決手段】状態量算出部31は、反応抵抗成分Hおよび充放電ヒステリシス電圧成分Mを各時定数TH,TMの遅れ要素からなる応答に近似し、状態変数xを電流検出値Iactに応じて算出する。時定数調整器41は、高圧バッテリー17の充電時には各時定数TH,TMとして充電時の各時定数THc,TMcを設定する。一方、高圧バッテリー17の放電時には各時定数TH,TMとして放電時の各時定数THd(<THc),TMd(<TMc)を設定する。減算部36は電圧検出値Vactから、内部抵抗成分推定値Westと、反応抵抗成分推定値Hestおよび充放電ヒステリシス電圧成分推定値Mestとを減算して開路電圧推定値Eestを算出する。残容量推定部38は、開路電圧推定値Eestに応じたマップ検索によって残容量を算出する。【選択図】図12
請求項(抜粋):
蓄電装置の放電電流または充電電流の電流値を検出する電流検出手段と、前記蓄電装置の端子電圧の電圧値を検出する電圧検出手段と、
前記電流値の変動に対する前記電圧値の応答の過渡応答成分に係る状態量として、前記電流検出手段により検出される前記電流値に対して少なくとも上限飽和電圧値または下限飽和電圧値を有する遅れ特性の充放電ヒステリシス電圧成分と前記電流検出手段により検出される前記電流値に比例する平衡値を有する遅れ特性の反応抵抗成分とに係る状態量を算出する状態量算出手段と、
前記電圧検出手段により検出される前記電圧値から、少なくとも前記状態量算出手段により算出される前記状態量に係る前記過渡応答成分を減算して前記蓄電装置の開路電圧を算出する開路電圧算出手段と、
前記電流検出手段により検出される前記電流値に応じて充電状態であるか放電状態であるかを判定する充放電判定手段と、
前記過渡応答成分の時定数を調整する時定数調整手段とを備え、
前記状態量算出手段は、前記充放電ヒステリシス電圧成分および前記反応抵抗成分の少なくとも何れかに係る状態量を、前記時定数調整手段により調整された前記時定数に基づき算出しており、
前記時定数調整手段は、前記充放電判定手段により前記充電状態であると判定された場合の前記時定数が、前記充放電判定手段により前記放電状態であると判定された場合の前記時定数に比べてより大きくなるように調整することを特徴とする蓄電装置の開路電圧検出装置。
IPC (3件):
G01R 31/36
, H01M 10/48
, H02J 7/00
FI (3件):
G01R31/36 A
, H01M10/48 P
, H02J7/00 X
Fターム (36件):
2G016CA03
, 2G016CB06
, 2G016CB11
, 2G016CB12
, 2G016CB21
, 2G016CB31
, 2G016CC03
, 2G016CC07
, 2G016CC10
, 2G016CC13
, 2G016CC23
, 2G016CC24
, 2G016CC27
, 2G016CC28
, 2G016CD02
, 2G016CD03
, 2G016CD04
, 2G016CD18
, 2G016CF06
, 2G016CF07
, 5G503EA05
, 5H030AA03
, 5H030AA04
, 5H030AA10
, 5H030AS08
, 5H030AS18
, 5H030BB01
, 5H030BB08
, 5H030BB09
, 5H030BB10
, 5H030BB21
, 5H030FF41
, 5H030FF42
, 5H030FF43
, 5H030FF44
, 5H030FF52
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