特許
J-GLOBAL ID:201203092821646246
摺動式トリポード型等速ジョイント
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
小林 脩
, 山本 喜一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-060517
公開番号(公開出願番号):特開2012-197803
出願日: 2011年03月18日
公開日(公表日): 2012年10月18日
要約:
【課題】非負荷側の軌道溝とローラユニットとの接触荷重を低減することにより、結果として誘起スラスト力を低減することができる摺動式トリポード型等速ジョイントを提供することを目的とする。【解決手段】摺動式トリポード型等速ジョイント1は、3本の軌道溝11が形成された外輪10と、ボス部21の外周面からそれぞれボス部21の径方向外方に延びるように立設されそれぞれの軌道溝11に挿入される3本のトリポード軸部22を備えるトリポード20と、ローラユニット30を備える。内ローラ32は、トリポード軸部22との間でトルク伝達を行う際に、係止部22a,22bが係止溝32a,32bに係止することにより、外輪回転軸Aoに直交する平面内においてトリポード軸部22に対する首振り運動を規制される。【選択図】図1
請求項(抜粋):
筒状に形成され、内周面に外輪回転軸方向に延びる3本の軌道溝が形成された外輪と、
シャフトに連結されるボス部、および、前記ボス部の外周面からそれぞれ前記ボス部の径方向外方に延びるように立設されそれぞれの前記軌道溝に挿入される3本のトリポード軸部を備えるトリポードと、
前記軌道溝に転動可能に配置される外ローラと、
前記トリポード軸部の外周側に軸支され、前記シャフトの軸線と前記トリポード軸部の軸線を含む平面内において前記トリポード軸部に対する首振り運動および前記トリポード軸部の軸線方向への摺動を許容される内ローラと、
前記外ローラの内周面と前記内ローラの外周面との間に転動可能に介在するニードルと、
前記外ローラに固定され、前記外ローラに対する前記内ローラおよび前記ニードルの軸方向移動を規制するスナップリングと、
を備える摺動式トリポード型等速ジョイントであって、
前記トリポード軸部の外周面と当該外周面に対向する前記内ローラの内周面とのうち一方に前記トリポード軸部の軸線方向に延びる係止溝が形成され、他方に前記係止溝に係止する係止部が形成され、
前記内ローラは、前記トリポード軸部との間でトルク伝達を行う際に、前記係止部が前記係止溝に係止することにより、前記外輪回転軸に直交する平面内において前記トリポード軸部に対する首振り運動を規制される摺動式トリポード型等速ジョイント。
IPC (1件):
FI (1件):
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