特許
J-GLOBAL ID:201203093376499838

電磁式リニア弁

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人中部国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-278968
公開番号(公開出願番号):特開2012-127409
出願日: 2010年12月15日
公開日(公表日): 2012年07月05日
要約:
【課題】プランジャの自励振動の発生を抑制可能な電磁式リニア弁を提供する。【解決手段】(a)筒部28の内部を2つの液室58,60に区画し、貫通穴62が形成された区画部30を有するハウジング20と、(b)本体部とロッド部74とを有し、一方の液室58内に配設され、ロッド部の先端部が貫通穴の開口に着座するプランジャ22とを備えた電磁式リニア弁10において、筒部が、プランジャの本体部が挿入される部分の内径より小さな内径のロッド部被挿入部54を有し、ロッド部被挿入部によって液室58が第1液室82と第2液室84とに区画され、第1液室と筒部の外周面とに開口する貫通路90と、第2液室と筒部の外周面とに開口する貫通路92とが流出ポートとして機能するように構成する。このように構成すれば、作動液がプランジャ本体部に作用し難くなるとともに、液室から気泡を排出することが可能となり、自励振動の発生を抑制可能となる。【選択図】図3
請求項(抜粋):
(a)筒状をなすハウジング筒部と、(b)そのハウジング筒部の一端を塞ぐコア部と、(c)前記ハウジング筒部の内部を前記コア部の側に位置する液室と前記コア部とは反対側に位置するもう1つの液室とに区画し、それら2つの液室を連通するように自身を貫通する貫通穴が形成された区画部と、(d)前記コア部とは反対側に位置する前記液室と連通する流入ポートとを有するハウジングと、 (A)強磁性材料により形成された本体部と、(B)その本体部の外径より小さい外径を持ち、その本体部の一端部から延び出すロッド部とを有し、軸線方向に移動可能に前記コア部の側に位置する前記液室内に配設され、前記ロッド部の先端部が前記貫通穴の開口に着座するプランジャと、 前記ロッド部の先端部が前記貫通穴の前記開口に接近する方向と前記開口から離間する方向との一方に前記プランジャを付勢する弾性体と、 前記ハウジングの周りに設けられ、前記弾性体が前記プランジャを付勢する方向とは反対の方向に前記プランジャを移動させるための磁界を形成するコイルと を備えた電磁式リニア弁であって、 前記ハウジング筒部が、 (a)前記プランジャの前記本体部が挿入される本体部被挿入部と、(b)その本体部被挿入部に連続し、前記ロッド部が挿入されるとともに、前記本体部被挿入部の内径より小さな内径のロッド部被挿入部とを有し、 前記プランジャが配設されている前記液室が、 (A)前記プランジャの前記ロッド部の先端部のまわりにおいて区画された第1の液室と、(B)前記本体部と前記ロッド部との間の段差面と、前記本体部被挿入部と前記ロッド部被挿入部との間の段差面とによって区画された第2の液室とを含んで構成され、 それぞれが前記ハウジング内から作動液を流出させるための流出ポートとして機能し、一端部が前記第1の液室に開口するとともに他端部が前記ハウジング筒部の外周面に開口する第1貫通路と、一端部が前記第2の液室に開口するとともに他端部が前記ハウジング筒部の外周面に開口する第2貫通路とが、前記ハウジング筒部に形成された電磁式リニア弁。
IPC (1件):
F16K 31/06
FI (2件):
F16K31/06 305K ,  F16K31/06 305H
Fターム (17件):
3H106DA07 ,  3H106DA13 ,  3H106DA23 ,  3H106DB02 ,  3H106DB12 ,  3H106DB23 ,  3H106DB32 ,  3H106DB37 ,  3H106DC02 ,  3H106DC17 ,  3H106DD03 ,  3H106EE21 ,  3H106EE42 ,  3H106GB01 ,  3H106GC05 ,  3H106GC11 ,  3H106KK03

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