特許
J-GLOBAL ID:201203093518514740

昇降式椅子

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石垣 達彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-196363
公開番号(公開出願番号):特開2012-050721
出願日: 2010年09月02日
公開日(公表日): 2012年03月15日
要約:
【課題】老人、身障者が座部の高さを容易に調整することができ、生産コストの低減化を図る昇降式椅子を提供すること。【解決手段】支持体1の一対の下部前支脚3と下部後支脚4に沿って昇降する上部前支脚11と上部後支脚12を肘掛け板13により連結し、上部前支脚11と上部後支脚12を連結する水平杆に座部16を載置した可動体10と、可動体10の高さを調整する昇降装置を備え、昇降装置は、軸着したカム板に形成した水平溝にロッドを進退自在に収容し、内端をカム板に連結し外端は上部前支脚及び上部後支脚内に挿入し、上部前支脚11及び上部後支脚12内にロッドの軸方向に対し横方向に出没する可動ラックを設け、可動ラックを下部前支脚3及び下部後支脚4の縦溝に対設した固定ラックに係合させ、ロッドを前進させて外端を可動ラックに穿設したロック孔に嵌入することにより、可動体10を支持体1に固定し、座部16を所望の高さに調整する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
逆U字型の台盤の両端部に下部前支脚を樹立し、台盤の後部に下部後支脚を樹立し、左右一対の下部前支脚と下部後支脚の上端より夫々内側面に開口部を有する縦溝を形成した支持体と、 支持体における左右一対の下部前支脚と下部後支脚の各縦溝に沿って昇降する左右一対の上部前支脚と上部後支脚の上端を逆U字型の肘掛け板により連結し、左右一対の上部前支脚と上部後支脚との下端を、左右方向の水平杆と前後方向の水平杆とよりなる連結部材により連結し、この連結部材上に座部を載置した可動体と、 可動体を昇降させて座部の高さを調整する昇降装置とを備えた昇降式椅子であって、 上記昇降装置は、連結部材における左右方向の水平杆の中央部上面に、前向きの操作レバーを備えたカム板を回動自在に軸着し、このカム板の左右及び後側の水平杆の上面に水平溝を形成し、各水平溝に夫々ロッドを進退自在に収容してその内端をカム板に連結し、外端は夫々上部前支脚及び上部後支脚内に挿入し、このロッドに対応させて上部前支脚及び上部後支脚内に、ロッドの軸方向に対して横方向に出没する可動ラックを設け、この可動ラックを、下部前支脚及び下部後支脚の縦溝の内側面に対設した上下に長い固定ラックに、バネにより付勢して係合させ、この係合状態において、ロッドを前進させてその外端を可動ラックに穿設したロック孔に嵌入することにより、可動体を支持体に固定し、座部を所望の高さに調整することを特徴とした昇降式椅子。
IPC (2件):
A47C 3/26 ,  A47C 3/34
FI (2件):
A47C3/26 ,  A47C3/34
Fターム (1件):
3B091MA00

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