特許
J-GLOBAL ID:201203093742162507

電動補助自転車

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 鎌田 文二 ,  東尾 正博 ,  田川 孝由
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-211933
公開番号(公開出願番号):特開2012-066653
出願日: 2010年09月22日
公開日(公表日): 2012年04月05日
要約:
【課題】後退時にクラッチ同士が干渉することを防ぐ。【解決手段】駆動輪のハブ1内部に変速機構3と変速制御機構10を備え、変速機構3は遊星歯車機構によって構成され、車軸5周りの太陽歯車3aとそれに噛み合う遊星歯車3b及び遊星キャリア3cを有し、ハブケース7は遊星歯車3bと噛み合う外輪歯車3dと一体に回転する。太陽歯車3aと車軸5の間には変速用第一クラッチ3eを、遊星キャリア3cとハブケース7との間には変速用第二クラッチ3hを備え、前進駆動時に踏力又はモータの駆動力が遊星キャリア3cに入力されて駆動輪に等速以上で伝達される。変速制御機構10により、駆動力及び逆入力のそれぞれに対して太陽歯車3aを車軸5周りに、及び、遊星キャリア3cをハブケース7周りに相対回転可能または相対回転不能とに切り替えることで変速し、前進非駆動時に駆動輪からの逆入力は、いずれの変速段でも前進駆動時の駆動力伝達経路と逆向きに伝達される。【選択図】図1
請求項(抜粋):
前輪と後輪とを結ぶフレームに二次電池及び補助駆動用のモータを取り付け、クランク軸から伝達された踏力又は前記モータの出力による駆動力を駆動力伝達要素を介して駆動輪に伝達可能とし、前進非駆動時には、駆動輪からモータの出力軸への逆入力により生じた回生電力を二次電池に還元する回生機構を備え、 駆動輪に設けたハブ(1)内部に変速機構(3)と変速制御機構(10)を備えており、変速機構(3)は、遊星歯車機構によって構成されて、前記駆動輪の車軸(5)周りに設けられた太陽歯車(3a)と、その太陽歯車(3a)に噛み合う遊星歯車(3b)、及びその遊星歯車(3b)を保持する遊星キャリア(3c)を有し、ハブケース(7)は、前記遊星歯車(3b)と噛み合う外輪歯車(3d)と一体に回転するようになっており、 前記変速機構(3)は、前進駆動時に、踏力又はモータの出力による駆動力が前記駆動力伝達要素から前記遊星キャリア(3c)に入力されて前記遊星キャリア(3c)から駆動輪に等速以上で伝達される増速型であり、前記太陽歯車(3a)と前記車軸(5)の間には変速用第一クラッチ(3e)を、前記遊星キャリア(3c)と前記ハブケース(7)との間には変速用第二クラッチ(3h)を備えており、前記変速制御機構(10)は、前記変速用第一クラッチ(3e)及び前記変速用第二クラッチ(3h)を切り替えることによって、駆動力及び逆入力のそれぞれに対して前記太陽歯車(3a)を前記車軸(5)周りに相対回転可能または相対回転不能とに、及び、駆動力及び逆入力のそれぞれに対して前記遊星キャリア(3c)を前記ハブケース(7)周りに相対回転可能または相対回転不能とに切り替える機能を有し、前進非駆動時に、駆動輪からの逆入力は、いずれの変速段においても前進駆動時の駆動力伝達経路を逆向きに伝達されることを特徴とするハブ(1)を備えた電動補助自転車。
IPC (2件):
B62M 1/10 ,  B62M 6/70
FI (2件):
B62M1/10 Z ,  B62M23/02 130F

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