特許
J-GLOBAL ID:201203094388422233

シーミングチャックの劣化管理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 山本 晃司 ,  岸本 達人
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-244225
公開番号(公開出願番号):特開2012-096250
出願日: 2010年10月29日
公開日(公表日): 2012年05月24日
要約:
【課題】スリップシームが発生するまでにシーミングチャックの寿命にどの程度の余裕があるかを把握できるシーミングチャックの劣化管理方法を提供する。【解決手段】巻締加工にて缶蓋を接合し得る缶体21を有し、シーミングチャック10の保持力である嵌合トルクTaを測定できるとともに巻締加工中に与えられるトルクの最大値である負荷トルクTbを測定でき、かつその測定結果を無線送信し得るように構成された測定装置20を用意する。そして、測定装置20を巻締装置に投入して、巻締装置の稼働停止中に測定装置20を用いて嵌合トルクTaを、巻締装置の稼働中に負荷トルクTbをそれぞれ取得し、嵌合トルクTaと負荷トルクTbとの差分δTに基づいてシーミングチャック10の劣化状態を判断する。【選択図】図7
請求項(抜粋):
缶蓋の外周縁部と缶胴の上縁部とを重ね合わせた状態で、前記缶蓋をシーミングチャックで保持しつつ前記外周縁部と前記上縁部とにシーミングロールを押し当てて巻締加工を行う巻締装置に適用されるシーミングチャックの劣化管理方法において、 前記シーミングチャックが前記缶蓋を保持する際の保持力である嵌合トルクを、前記シーミングチャックが前記缶蓋を保持した状態で前記巻締装置の稼働を停止させて取得する工程と、前記巻締加工中に前記シーミングチャックに負荷されるトルクの最大値である負荷トルクを、前記巻締装置の稼働中に取得する工程とを備え、 前記各工程で取得した前記嵌合トルク及び前記負荷トルクの差分に基づいて前記シーミングチャックの劣化状態を判断することを特徴とするシーミングチャックの劣化管理方法。
IPC (1件):
B21D 51/30
FI (1件):
B21D51/30 B

前のページに戻る