特許
J-GLOBAL ID:201203094509035062

肌温度検出装置及び空調シート

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 名古屋国際特許業務法人
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-282093
公開番号(公開出願番号):特開2012-126358
出願日: 2010年12月17日
公開日(公表日): 2012年07月05日
要約:
【課題】シートに着座した着座者の肌温度を、シートの表皮や着座者の衣服の影響を受けることなく、シート内部で正確に検出できる肌温度検出装置及び空調シートを提供する。【解決手段】空調シート1に着座した乗員の背中から放射されるミリ波帯の熱雑音を、受信素子30を介して受信し、肌温度検出回路40にて、その受信信号を増幅・検波することにより、熱雑音の受信レベルに対応した肌温度の検出信号を生成する。制御回路50では、その検出信号から得られる肌温度をそのまま空調空気の制御に用いるのではなく、温度センサ28にてシート表面温度を検出して、そのシート表面温度から、受信素子30による熱雑音の受信レベルから得られる肌温度の検出誤差を求め、その検出誤差に基づき肌温度の検出結果を補正する。この結果、肌温度の検出精度を向上して、空調シート1のシート表面から吹き出す空調空気の温度や送風量を最適に制御することができる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
シート内に設けられ、当該シートに着座した着座者の肌温度を検出する肌温度検出装置であって、 前記着座者から前記シート内に放射されるマイクロ波帯若しくはミリ波帯の熱雑音を受信する熱雑音受信手段と、 前記熱雑音受信手段にて受信された熱雑音に基づき、前記着座者の肌温度を推定する肌温度推定手段と、 前記着座者側の前記シートの表面温度を検出する表面温度検出手段と、 前記表面温度検出手段にて検出された前記シートの表面温度に基づき、前記シートから放射される熱雑音による前記肌温度の検出誤差を算出する検出誤差算出手段と、 前記検出誤差算出手段にて算出された肌温度の検出誤差に基づき、前記肌温度推定手段にて推定された肌温度を補正する肌温度補正手段と、 を備えたことを特徴とする肌温度検出装置。
IPC (3件):
B60N 2/44 ,  A47C 7/74 ,  B60H 1/00
FI (3件):
B60N2/44 ,  A47C7/74 C ,  B60H1/00 102V
Fターム (7件):
3B084JA03 ,  3B084JG05 ,  3B084JG06 ,  3B087DE10 ,  3L211BA01 ,  3L211DA53 ,  3L211DA93

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