特許
J-GLOBAL ID:201203094690705783

中空壁の気密性ダクト構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 平山 俊夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-234291
公開番号(公開出願番号):特開2012-087513
出願日: 2010年10月19日
公開日(公表日): 2012年05月10日
要約:
【課題】容易な施工でしかも室内での熱エネルギーの浪費が防止可能となる中空壁の気密性ダクト構造を提供する。【解決手段】内壁材Dと外壁材Eに設けた貫通孔A、Bの径と等しい外径とした円筒部を有する大径リング3の内周面と、該大径リング3の中に嵌め込まれる円筒部を有する小径リング2の外周面にそれぞれ嵌合可能に対応した凹凸4、5を形成し、且つ周方向を切断する切り込み7、6を設けた一対の挟み込みリングと、中空壁の壁厚よりも長く且つ小径リング2の内径と略等しい外径の管材の基端に端部フランジ10を形成した連通管材1とを用い、貫通孔A、Bに、挟み込みリングの切り込み6、7を小径に絞って差し込み、その後復元して凹凸4、5を嵌合させるとともにフランジ8、9で内壁材Dと外壁材Eを挟み付け状態に装着し、貫通孔Aから連通管材1を端部フランジ10が突き当たるまで貫挿する。【選択図】 図12
請求項(抜粋):
弾力性を有する大径リングと小径リングで一対を成して中空壁の内壁材と外壁材に設けた貫通孔の開口縁に装着する挟み込みリングと、該挟み込みリングに挿通して前記貫通孔に貫装する連通管材と、から成るダクト部材を用いた中空壁の気密性ダクト構造であって、 前記挟み込みリングは、基端にフランジを形成するとともに前記中空壁の内壁材と外壁材に設けた貫通孔の径と等しいか又は僅か小さい外径とした円筒部を有する弾力性の大径リングの内周面と、基端にフランジを形成した円筒部を有する弾力性の小径リングの外周面と、にそれぞれ自由位置で嵌合可能な凹凸を形成し、且つ該大径リングと小径リングの周方向を切断する切り込みを設けて成り、 前記連通管材は、前記中空壁の壁厚よりも長く且つ前記小径リングの内径と略等しい外径の管材の基端に前記貫通孔の径より大径の端部フランジを形成して成り、 前記中空壁の内壁材及び/又は外壁材の貫通孔に、前記挟み込みリングの切り込みをずらして小径に絞って差し込み、その後前記挟み込みリングを復元して、前記大径リングの内周面と小径リングの外周面に形成した凹凸を嵌合させるとともにフランジで前記内壁材又は外壁材を挟み付け状態に装着し、前記貫通孔の一方側から前記連通管材を挟み込みリングに該連通管材の端部フランジが突き当たるまで貫挿して成る中空壁の気密性ダクト構造。
IPC (4件):
E04F 17/08 ,  F24F 13/02 ,  F24F 13/20 ,  F16L 5/00
FI (5件):
E04F17/08 A ,  F24F13/02 A ,  F24F1/00 401D ,  F16L5/00 T ,  F16L5/00 Q
Fターム (4件):
3L051BH07 ,  3L051BJ03 ,  3L080AA10 ,  3L080AC03

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