特許
J-GLOBAL ID:201203095472540337
ケーソン工法における多液固結型滑材の注入装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
高山 道夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-290572
公開番号(公開出願番号):特開2012-136882
出願日: 2010年12月27日
公開日(公表日): 2012年07月19日
要約:
【課題】ニューマチックケーソン工法における漏気防止並びに掘削沈下に伴う地山崩落を防止するための多液固結型滑材の注入装置、およびオープンケーソン工法における掘削沈下に伴う地山崩落を防止するための多液固結型滑材の注入装置を提供すること。【解決手段】ケーソンの刃口2の先端部近傍に、多液固結型滑材の原材料をそれぞれ圧送する複数の注入管19-1、19-2が接続された多液混合室18を設け、これらの注入管における原材料の吐出方向に対向して多液混合板20を配置し、注入管から導入された原材料を多液混合室18で攪拌して混合し、滑材を生成してケーソンの刃口の先端部近傍の滑材吐出口22から地山方向へ吐出する。この滑材吐出口22を挟んで、ケーソンの刃口外周の全周に帯状に第1、第2の分散誘導壁14-1、14-2を配置し、滑材吐出口から吐出された滑材を刃口外周の全周に導き分散させる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
多液固結型滑材の原材料を圧送する複数の注入管(19-1、19-2)にそれぞれ設けられる逆止弁(21-1、21-2)と、
前記複数の注入管(19-1、19-2)における原材料の吐出方向に対向して配置される多液混合板(20)を有し、ニューマチックケーソン工法またはオープンケーソン工法におけるケーソン(1)の刃口(2)の先端部近傍に設けられ、前記複数の注入管(19-1、19-2)から前記逆止弁(21-1、21-2)を介して、前記多液混合板(20)に複数の原材料をほぼ直角に噴射して攪拌することにより混合して滑材を生成する多液混合室(18)と、
前記複数の原材料を混合して生成した滑材を、前記ケーソンの刃口(2)の先端部近傍から地山(G)方向へ吐出する滑材吐出口(22)と、
前記滑材吐出口(22)を挟んで、前記ケーソンの刃口(2)外周の全周に帯状に配置され、前記滑材吐出口(22)から吐出された滑材を刃口(2)外周の全周に導き分散させる第1、第2の分散誘導壁(14-1、14-2)と
を具備することを特徴とするケーソン工法における多液固結型滑材の注入装置。
IPC (1件):
FI (1件):
前のページに戻る