特許
J-GLOBAL ID:201203095603136570

建物壁部の制振構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 加川 征彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-293336
公開番号(公開出願番号):特開2012-140781
出願日: 2010年12月28日
公開日(公表日): 2012年07月26日
要約:
【課題】制震部材の減衰性能を有効に利用可能な建物壁部の制震構造を提供する。【解決手段】建物壁部が角形鋼管柱1と鋼製梁2とを備えている場合の建物壁部の制震構造であって、角形鋼管柱1を、その管壁平坦面を柱並び方向に対して45°傾斜させて設置し、隣接する角形鋼管柱1と角形鋼管柱1との間に対角線状にブレース3を取り付け、前記ブレース3の中間部に制震部材4を介在させる。角形鋼管柱1が45°傾斜しているので、ブレース3と角形鋼管柱1とを接合するガセットプレート12、13を角形鋼管柱1の角形断面対角線方向の角部に溶接固定できる。ブレース3からの軸方向力は角形鋼管の面内力として伝達されるので、角形鋼管柱が面外変形をしたり、それに伴いガセットプレート溶接接合部が破壊したりする恐れは少ない。制震部材の減衰性能が角形鋼管柱側の剛性の制約で発揮できなくなる恐れは少なく、制震部材の減衰性能を有効に利用できる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
建物壁部が角形鋼管柱と鋼製梁とを備えている場合の建物壁部の制震構造であって、 前記角形鋼管柱を、その管壁平坦面を柱並び方向に対して45°傾斜させて設置するとともに、隣接する角形鋼管柱と角形鋼管柱との間に対角線状にブレースを取り付け、前記ブレースの中間部に制震部材を介在させたことを特徴とする建物壁部の制震構造。
IPC (4件):
E04H 9/02 ,  E04B 1/58 ,  F16F 15/04 ,  F16F 7/00
FI (4件):
E04H9/02 321B ,  E04B1/58 G ,  F16F15/04 A ,  F16F7/00 A
Fターム (27件):
2E125AA04 ,  2E125AA14 ,  2E125AA33 ,  2E125AB01 ,  2E125AB16 ,  2E125AC15 ,  2E125AC16 ,  2E125AG03 ,  2E125AG45 ,  2E125BB04 ,  2E125BC05 ,  2E125BD01 ,  2E125BE08 ,  2E125BF01 ,  2E125CA90 ,  2E125EA25 ,  2E139AA01 ,  2E139AC19 ,  2E139AC33 ,  2E139BA17 ,  2E139BD14 ,  3J048AA01 ,  3J048AC05 ,  3J048BD08 ,  3J048EA38 ,  3J066AA26 ,  3J066BA10
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)

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