特許
J-GLOBAL ID:201203095834290288

カンゾウ属植物株及びカンゾウ属植物増殖方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 丹羽 俊輔
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-245757
公開番号(公開出願番号):特開2012-115261
出願日: 2011年11月09日
公開日(公表日): 2012年06月21日
要約:
【課題】グリチルリチン含有の割合が高く保持されたまま、カンゾウ属植物を継代し増殖しうるカンゾウ属植物株及びカンゾウ属植物増殖方法の提供。【解決手段】根部におけるグリチルリチン含有の割合が高く、継代後もグリチルリチン含有の割合が高く保持され、かつ根部又は茎部の切片を養液栽培することにより植物体を再生できるカンゾウ属植物株、及び、親株の植物体から採取された根部又は茎部の切片を、二価鉄イオンを少なくとも含有する水溶液に浸漬した後、該切片を用いて養液栽培を行う手順を少なくとも含むカンゾウ属植物増殖方法を提供する。本発明に係るカンゾウ属植物株は、継代後もグリチルリチン含有の割合を高く保持できる。従って、例えば、一つの植物体から多数の植え付け材料を取得し、それらの切片をそれぞれ養液栽培することにより、グリチルリチン含有の割合の高いカンゾウ属植物体を多数取得できる。【選択図】なし
請求項(抜粋):
下記(1)及び(2)の性質を備えるカンゾウ属植物株。 (1)親株の植物体が養液栽培を行うことのできる株であり、かつその植え付けから半年後における親株の根部のグリチルリチン含有の割合が1.5%以上、又は、その植え付けから1年後における親株の根部のグリチルリチン含有の割合が2.5%以上である。 (2)前記親株の植物体から採取された根部又は茎部の切片を用いて養液栽培を行うことにより再生でき、かつその植え付けから半年後における再生植物体の根部のグリチルリチン含有の割合が1.5%以上、又は、その植え付けから1年後における再生植物体の根部のグリチルリチン含有の割合が2.5%以上である。
IPC (1件):
A01G 31/00
FI (1件):
A01G31/00 601A
Fターム (2件):
2B314MA14 ,  2B314MA30
引用特許:
出願人引用 (10件)
  • 特開昭50-16440号公報
  • 特開平1-102092号公報
  • カンゾウ属植物の栽培方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-170217   出願人:武田薬品工業株式会社
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審査官引用 (7件)
  • カンゾウ属植物の組織培養方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2003-378336   出願人:独立行政法人理化学研究所
  • 特開平3-047072
  • 特開平2-249495
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引用文献:
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