特許
J-GLOBAL ID:201203095986621735
トナー粒子の製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (2件):
渡辺 敬介
, 山口 芳広
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-220362
公開番号(公開出願番号):特開2012-078371
出願日: 2010年09月30日
公開日(公表日): 2012年04月19日
要約:
【課題】粗大粒子の生成しやすい系においても、高現像性・高転写性・低温定着性を満たすトナーを得やすい、シャープな粒度分布のトナー粒子を製造することが可能なトナー粒子の製造方法を提供する。【解決手段】難水溶性無機微粒子を含有する水系媒体(A)を調製する工程、重合性単量体及び着色剤を含有する重合性単量体組成物を前記水系媒体(A)中に加え、前記重合性単量体組成物を造粒して前記重合性単量体組成物の粒子を形成する造粒工程、前記重合性単量体組成物の粒子に含まれる重合性単量体を重合してトナー粒子を生成する重合工程とを有するトナー粒子の製造方法であって、 前記水系媒体(A)は撹拌手段が設置された調製容器内で調製され、調製容器内容物容積と撹拌翼から単位時間に吐出される前記水系媒体(A)の吐出量、前記水系媒体(A)中の難水溶性無機微粒子濃度、造粒時温度における前記水系媒体(A)中の難水溶性無機微粒子のゼータ電位値の平均値と当該平均値に対する標準偏差、及び造粒工程における水系媒体のpHを規定したことを特徴とする。【選択図】 なし
請求項(抜粋):
難水溶性無機微粒子を少なくとも含有する水系媒体(A)を調製する工程、重合性単量体及び着色剤を少なくとも含有する重合性単量体組成物を前記水系媒体(A)中に加え、前記水系媒体(A)中で前記重合性単量体組成物を造粒して前記重合性単量体組成物の粒子を形成する造粒工程、前記重合性単量体組成物の前記粒子に含まれる前記重合性単量体を重合してトナー粒子を生成する重合工程とを少なくとも有するトナー粒子の製造方法であって、
前記水系媒体(A)は撹拌手段が設置された調製容器内で調製され、
前記水系媒体(A)の調製工程における調製容器内容物容積をV(m3)、撹拌翼から単位時間に吐出される前記水系媒体(A)の吐出量をQ(m3/s)としたとき、
0.10sec-1≦Q/V≦2.00sec-1
であり、
前記水系媒体(A)中の難水溶性無機微粒子濃度をDwとしたとき、
0.50質量%≦Dw≦1.50質量%
であり、
造粒時温度における前記水系媒体(A)中の難水溶性無機微粒子のゼータ電位値の平均値をζt、造粒時温度におけるゼータ電位の平均値に対する標準偏差をσtとしたとき、
-5.0mV≦ζt≦20.0mV
5.0mV≦σt≦25.0mV
であり、
造粒工程における水系媒体のpHをpHwとしたとき、
4.5≦pHw≦6.5
であることを特徴とするトナー粒子の製造方法。
IPC (2件):
FI (2件):
G03G9/08 384
, G03G9/08 365
Fターム (4件):
2H005AB06
, 2H005CB08
, 2H005DA10
, 2H005EA10
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