特許
J-GLOBAL ID:201203096129580818
電動機駆動装置、および、これを用いた電動パワーステアリング装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
服部 雅紀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-277964
公開番号(公開出願番号):特開2012-025373
出願日: 2010年12月14日
公開日(公表日): 2012年02月09日
要約:
【課題】いずれかのインバータまたは巻線組が故障したとき、運転者に確実に故障の発生を気付かせる電動機駆動装置を提供する。【解決手段】2つのインバータおよび2組の巻線組を備える2系統の電動機駆動装置においていずれか1系統のインバータまたは巻線組の故障を検出したとき(S20:YES)、故障系統の電源リレーを遮断し(S50)、正常系統の電流供給制限値の上限値である最大電流制限値Irを故障検出以前の最大電流制限値と同等の値に設定する(S60)。その後、IGスイッチがオンで(S70:YES)、操舵トルク検出値Tdが所定の閾値T0を超えたとき(S80A:YES)、電流指令値に所定の振幅および周波数を有する振動成分を加算することで、運転者のハンドル操作時にハンドルを回転方向に振動させる(S90)。これにより、運転者に確実に故障発生を気付かせることができる。【選択図】図4
請求項(抜粋):
運転者のハンドル操作を補助するための電動機を駆動する電動機駆動装置であって、
直流電源と、
前記直流電源の電力を交流電力に変換する複数のインバータと、
前記複数のインバータに対応して設けられ、前記複数のインバータから電流を出力されて電動機を駆動する複数の巻線組と、
前記インバータまたは前記巻線組に流れる電流を検出することで前記インバータまたは前記巻線組の故障を検出する故障検出手段と、
前記直流電源から前記インバータへの電力供給を遮断可能な電力供給遮断手段と、
前記インバータから対応する前記巻線組へ出力する電流指令値を設定するとともに、該電流指令値の上限値である電流供給制限値を設定する制御手段と、
を備え、
前記故障検出手段がいずれかの前記インバータまたは前記巻線組の故障を検出したとき、
前記電力供給遮断手段は、故障が検出された前記インバータ、または故障が検出された前記巻線組に対応する前記インバータへの電力供給を遮断し、
前記制御手段は、電力供給が遮断された前記インバータ以外の正常インバータについての前記電流供給制限値を所定の最大電流制限値に設定するとともに、前記正常インバータについての前記電流指令値に所定の振幅および周波数を有する振動成分を加算する加振処理を実行することを特徴とする電動機駆動装置。
IPC (3件):
B62D 6/00
, B62D 5/04
, H02P 27/06
FI (3件):
B62D6/00
, B62D5/04
, H02P7/63 303V
Fターム (40件):
3D232CC34
, 3D232DA15
, 3D232DA23
, 3D232DA63
, 3D232DA64
, 3D232DB20
, 3D232DD10
, 3D232DE20
, 3D232EB12
, 3D232EC23
, 3D233CA03
, 3D233CA16
, 3D233CA21
, 5H505AA16
, 5H505CC01
, 5H505DD03
, 5H505DD08
, 5H505EE07
, 5H505EE08
, 5H505EE41
, 5H505EE49
, 5H505GG04
, 5H505HA09
, 5H505HB01
, 5H505HB05
, 5H505JJ24
, 5H505JJ28
, 5H505LL22
, 5H505LL38
, 5H505LL39
, 5H505LL41
, 5H505LL55
, 5H505LL56
, 5H505LL60
, 5H505MM02
, 5H505MM04
, 5H505MM06
, 5H505MM12
, 5H505MM13
, 5H505PP01
引用特許:
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