特許
J-GLOBAL ID:201203096864321265

リビングラジカル重合の重合開始剤

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 山本 秀策 ,  安村 高明 ,  森下 夏樹
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP2010003722
公開番号(公開出願番号):WO2010-140372
出願日: 2010年06月03日
公開日(公表日): 2010年12月09日
要約:
複雑で煩雑なドーマント種の合成を必要としない高い効率のリビングラジカル重合方法を提供すること。アルコールまたはアミンをハロゲン化することが可能なハロゲン化剤により、非共役構造を有するアルコール化合物または非共役構造を有するアミン化合物をハロゲン化して得られるハロゲン化誘導体化合物をリビングラジカル重合の開始ドーマント種として用いて、該ハロゲン化誘導体化合物からハロゲンが脱離して生成するラジカルを該モノマーの不飽和結合と反応させて、ラジカル反応性不飽和結合を有するモノマーのリビングラジカル重合を行う。好ましくは、ハロゲン化剤として、触媒としての機能をも有する化合物(NISなど)を用いる。
請求項(抜粋):
リビングラジカル重合方法であって、以下の工程: アルコールの水酸基の水素をハロゲン化することが可能なハロゲン化剤により、アルコール化合物をハロゲン化して、該水酸基中の水素がハロゲンに置換されたハロゲン化誘導体化合物を生成する工程であって、ここで、該アルコール化合物の水酸基が結合している原子が非共役構造を有している、工程、および 該ハロゲン化誘導体化合物をリビングラジカル重合のドーマント種として用いて、ラジカル反応性不飽和結合を有するモノマーのリビングラジカル重合を行う工程であって、該ハロゲン化誘導体化合物からハロゲンが脱離して生成するラジカルを該モノマーの不飽和結合と反応させることを含む、工程、 を包含する、方法。
IPC (2件):
C08F 4/40 ,  C08F 2/00
FI (2件):
C08F4/40 ,  C08F2/00 C
Fターム (4件):
4J011BA04 ,  4J011CA02 ,  4J011CA08 ,  4J015CA00

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